近所の猫が、自宅の庭や駐車場に置いてある車にオシッコをかけたり、糞をしたりというトラブル、後を絶ちません。
また、自宅の車のボンネットの上でお昼寝をしている猫を追い払おうとしたら、びっくりして逃げたのはいいが、爪跡がしっかり残ってしまった…
など、深刻な悩みをかかえる方も少なくありませんよね。
私の自宅の庭にも猫が糞をよくしていて、とても困ったときがありました。
車のボンネットの上に猫の足跡があったり。
猫が入れないように囲いをしたり、木酢液を使ってみたりしましたが、あまり効果がありませんでした。
少し前は、玄関先にペットボトルに水を入れたものをずら～っと並べているお宅もよく見ましたよね。
実は私も設置していました。
効果のほどはよくわかりませんが…
さて、最近は、超音波を使った猫よけグッズがとても人気を集めているそうです。
実際にご近所で、玄関や庭、駐車場など、最近は家庭菜園などにもよく設置されています。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
＜猫よけ超音波グッズ、子供への影響＞猫よけ超音波グッズとは
猫が嫌がる超音波を発して、野良猫などの糞やオシッコの被害から自宅などを守る機械です。
とてもたくさんの種類が販売されていて、光やブザーを併用して猫をびっくりさせたりするものもあります。
また、太陽光発電のパネルを備えつけていて、乾電池が不要なタイプなどもあるそうです。
＜猫よけ超音波グッズ、子供への影響＞そもそも超音波とは？
超音波とは、20ｋHz（2万Hz）以上の、人間の耳に感じないほどの高い周波数をもつ音波のこと。
人間の耳に感じないのであれば、特に問題はないように思えますが…
実際には、猫よけ超音波グッズを使用しているお宅のそばを通った時に、「ピー」という高い音が聞こえたり、蚊が飛んでいるような音が聞こえて、頭が痛くなったり気持ちが悪くなったりする人もいるそうです。
特に聴力は人や年齢によって違いがあるので、全く聞こえず感じない人もいれば、音に敏感な人にはとてもイヤな音として聞こえる場合があります。
＜猫よけ超音波グッズ、子供への影響＞超音波が子供に与える悪影響
猫よけ超音波グッズを作っているメーカーによると、機種によっては、「15ｋHz～60ｋHz」の周波数を使用しているようです。
先ほど、20ｋHz以上は人間の耳に感じないとご紹介しました。
15ｋHz以上の周波数ということは、聴力がすぐれている人だと聞こえてしまうということですよね。
人間と同じで猫によっては、聞こえる周波数が違うので、幅をもたせているそうです。
耳が鈍感な猫だと、周波数を下げないと聞こえないこともあるそうですよ。
猫にも個性があるんですね。
さて、本題。
子供への影響はどうでしょうか？
聴力は個人差があり、年齢とともに衰えていくものでもあります。
大人は聞こえる周波数の幅が狭まっているので、子供ほど超音波に敏感ではありません。
子供たちの方が、私たち大人よりもよく聞こえますので、何かしら不調を訴えることが多いです。
ネットなどで、超音波の音はこんな感じという動画などが上がっていますが、私が実際に聞いてみたところ、蚊が飛んでいる「モスキート音」のような音で、ずっと聞いていると頭が痛くなるような、不快な音で気持悪くなりました。
＜猫よけ超音波グッズ、子供への影響＞使用する際の注意事項
子供がいる家庭や、また近所に子供がいる家庭がある場所で使用する際には、子供がいつもいる方向に向けて設置しないようにしましょう。
少しでも向ける角度をずらすことで、格段に超音波の音が聞こえにくくなります。
また、基本的には20ｋHz以上になると周波数は聞こえにくくなります。
今は、周波数を調整できる機種もあるようなので、どうしても使用したい場合は、そちらを選ぶといいですね。
主要国では115db以下の規制が行われているので、猫よけ超音波グッズを選ぶ際には、db値にも気をつけて、基準内であるかどうかを念のため確認しておきましょう。
より安全な商品を選ぶことができますね。
まとめ
・超音波は、人によって聞こえたり、聞こえなかったりする
・子どもは、大人よりも聞こえる周波数の幅が広く、超音波の音を感じやすい
・超音波が聞こえると、頭が痛くなったり、気持ちが悪くなったりする
・猫よけ超音波グッズをどうしても使いたい時は、子どもがいる方向から少しずらして設置する
・周波数を調整できる機種にする
猫による被害に遭っている人にとっては、猫よけ超音波グッズはとても頼りになりますが、子どもや聴覚が優れている人にとっては、迷惑なものとなってしまいます。
お互いに気持良く使えるように工夫をしたいですね^^