小さな子どもを抱えるママにとって長距離移動はホント大変ですよね!
特に公共機関を利用するとき、ベビーカーを持っていくか行かないかはすごく悩むポイントです。
いざという時すべてを抱えなければならないですし、かさばりますからね。
私は1歳の子どもを連れて名古屋に行き、名古屋の市バスを利用したのですが、そのときにベビーカーのまま乗れるバスがあると知りました。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
名古屋の市バスはベビーカーOK!
2018年4月より、名古屋市ではすべての市バスがノンステップバスになりました。
車椅子はもちろん、ベビーカーもそのまま乗り入れOKです!
「このまま乗ってもいいのかなぁ?」と最初は不安だと思いますが、前扉の乗車口で運転手さんに「ベビーカーこのまま乗りたいんですが…」と声をかけてみましょう。
すでに車椅子スペースが埋まっている場合は、折りたたんで乗車をお願いされますが、空いている場合は快く「どうぞ~」と言ってもらえますよ!
<名古屋のバスはベビーカーのままで>ベビーカーの幅サイズによっては乗り口が違う
名古屋の市営バスは前から乗り、後から降りるスタイルです(※基幹2号系統路線のみ後から乗る)。
前扉は67cm、後扉は80cmほど。
ただ、前から乗る場合、肝心の車椅子スペースに向かう通路の途中が50cmほどと狭くなっているので、それより幅が広いベビーカーの場合は後ろから乗るよう指示があります。
A型ベビーカーやバギーだと、50cm以上の場合もあるので、その場合は後ろから乗ることになります。。
ちなみにわかりやすい目安としては、電車の改札口は約55cmなので、それより少し狭いです。
ただ、幅80cm以内のベビーカーであれば、小型バスであっても後扉からそのまま乗車OKなので、すべてのバスで乗車自体はできます。ご安心くださいね!
<名古屋のバスはベビーカーのままで>避けた方がいい時間帯
朝の通勤ラッシュと夕方の帰宅ラッシュタイムは絶対避けましょう。
どうしてもその時間に乗らなければならない時は仕方ありませんが…。
ベビーカーはただでさえスペースをとりますし、赤ちゃんが泣き始めでもしたら、周りの目はかなり厳しいです。
バスの中の車椅子スペースは小型及び中型バスは1台分、大型バスは2台分しかありません。
ほかの車椅子利用者やベビーカーがもし先に乗車している場合は、折りたたむ必要があります。
混雑状態で、赤ちゃんを抱えてベビーカーを支えて、荷物も持って乗るのは、安全面からも体力面からも精神面からもオススメできません。
午前10時~15時くらいのお昼の時間帯であれば、通勤利用者はほとんどいないですし、高齢者や子連れがほとんどです。
急いでいる人もあまりいないので、気持ちもゆったりできますよ。
ちょっと泣いたり騒いだりしても、比較的温かい目でみてもらえますし、スペースも空いていることが多いです。
乗るならお昼前後~おやつタイムですね!
赤ちゃんもねんねしてくれていることも多い時間帯なこともオススメポイントです。
<名古屋のバスはベビーカーのままで>利用しやすい路線
調べてみても、口コミを見ても特に利用しやすい路線というのはありませんでした。
ただ、市バスは小型、中型、大型と3種類のバスが走っています。
大型だと2台分、車椅子スペースがあるので、空きやすいかもしれません。
ちなみに、車椅子の方が乗ってこられた場合は当然車椅子優先なので、譲ることになります。
<名古屋のバスはベビーカーのままで>ママの心得
いまだに公共機関でベビーカーの利用に関しては賛否両論です。それはニュースやネットでもよく報道されていますよね。
「ベビーカーは母親が楽をするためなんだから、座席を与えることはない」
「車椅子の人と同じ扱いなのはおかしい。ベビーカーはたたむべき」
という声もやはり消えることはありません。
でも、当事者の立場になってから初めてわかることってありますよね。
ベビーカーはたたむべきだと思っていたけれど、バスの揺れでぐらぐらする。
子どもを抱っこして荷物も持って、ベビーカーも支えて…私はそれが逆に危険だなと感じました。
ベビーカーに乗せたまま固定してもらったら、赤ちゃんもシートベルトしているし、荷物を持つだけで済むのでママの体も楽な上、赤ちゃんも安全でしたよ。
ありがたいなぁと思いました。
たくさんのママと赤ちゃんに、ぜひ、バスの車椅子スペースを利用して欲しいと思います。
ただ利用の際は、「すみません、安全のためにスペースとらせて頂いています。ありがとう。」という思いを忘れないでおきましょう。
口に出さずとも、そのような気持ちを持っているママかどうかは案外わかります。
乗る時や赤ちゃんが泣いた時、降りる時にちょっと周りに頭を下げるだけで伝わりますよ。
それだけで温かい空気になり、利用しやすくなります。
まとめ
・名古屋の市バスは全部ベビーカーで乗車可能
・朝夕の通勤時間は避ける
・大型バスは2台分のスペースがあるからオススメ
・ママのマナーありきのサービス利用
私が乗ったのは大型バスだったのですが、先に乗られていたベビーカー連れのお母さんは、地元の方でよく利用されているそうです。
「雨の時なんかは特に助かるんですよね~」とおっしゃってましたよ。
赤ちゃんが安全でいられる配慮は嬉しいですね^^