最近では成人式に、「花魁姿」に似せた着方で振袖を着る女の子達も居るそうですよね。
自分の成人式からは、もう10年も経ってしまっているので、振袖に身を纏った姿を毎年見掛けると、若いって羨ましいな、懐かしいなと思うようになってきています(笑)。
そして、あと何年かすると「18歳の成人式」という時代になるのですよね。
式後の同窓会というのは、中学時代の担任の先生や仲間達との集まり。
個人的には「20歳の成人式」の方が懐かしさが募って盛り上がるのでは…と、少し思ってしまう所がありますが、決まり事なので仕方ありませんね。
今回は、そんな成人式後に行われる「同窓会」の出し物について書いていこうと思います。
きっとこれを参考にと思ってくれるのは、幹事役の人達でしょうか。
幹事役というのは、皆から「出席・欠席」の確認を集めないといけなかったり、当日の進行だったりを、数百人を取りまとめるポジションですから、大変ですよね。
ちょっとフライングですが、「お疲れ様です」とお声掛けしたいです。
これから、皆を楽しませる「OK・NGプラン」というお話をしていきます。
根本的には余興やゲームでいかに盛り上げるかよりも、「浮いている人を出さない」というのが何よりも大切。
「今日、ここに来てよかったな」と思ってもらえる同窓会プランに向けてちょっとでも参考になりますように。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
成人式後の同窓会、出し物の「OK」プラン
まず初めに、これは実際に私自身の同窓会でしたり、周りの人から話を聞いても同意見だったのですが、「お笑いみたいなネタ芸」で盛り上げる必要というのは無い、という事。
大学や会社で開かれる新人歓迎会や忘年会の「一発芸」のような余興というのは、もしも「余興をやってくれる人いない?」と声掛けした時に、立候補をしてくる人が居たのなら、それは積極的に採用してあげるべき。
でも、成人式後の同窓会では、無理に押し付けるのは絶対に止めるべきです。
では、会場によって設備は違うのかもしれませんが、ここでは私の知り得る同窓会での「出し物」というのをご紹介しますね。
まず、準備するものとして「卒業アルバム」があるだけで「ギャー」という悲鳴で盛り上がっていました(笑)。
卒アルの個人写真というのは、とっても写りが悪いんですよね。
だからこそ、整形をしたわけでもないのに、高校生になって一気に垢抜けて見える人も居たり、大学生になると尚更で、既に社会に出ている人なんて一気に美人さんになっている人も居ますから。
逆に、あの時はイケメン扱いされていたはずの男子が、今は「あれ?」と、そうでも無い風貌だったりもして。
そのある種のギャップというのは、何よりも盛り上がっていましたね。
もしプロジェクターが使えるのなら、少し幹事の皆さんの負担は増えますが、予め卒アルの個人写真を撮っておき、流せるように準備しておき、当日に受付をする場所辺りで、「○年後の姿」というのを撮らせてもらい、会の途中で大きなスクリーンに流す!というのは楽しいですよ。
余談としてですが、同窓会にて、「あの時イケてた男子・女子を見返す場所」と思っている人も居たそうなので(笑)。
更に、プロジェクターが使えると、過去の懐かしい映像というのも流せるので良いですよね。
「中3の文化祭のステージ」「合唱コンクール」などの行事ごとというのは、映像がきちんと残されているんですよ。
学校に連絡を取って、それを借りて流すだけでも時間を使えますね。
他には、これも受け付けの時になのですが「あの頃、カッコイイと思ってた男子・可愛いと思っていた女子」の名前を書いてもらい回収したのをランキングとして発表するのも割と定番なんだそうですよ?
もっと上を目指すなら、会の中で、「久しぶりにあってカッコイイ・可愛いと思った人物」の名前を書いてもらって、回収して、今現在の「カッコイイ・可愛い」人物というのを発表するというのもあるそうです。
当日の同窓会の合間にての作業となるので、忙しいかもしれませんが、盛り上がりそうだなと個人的にも感じますね。
ゲームとしては、よくビンゴをやられる同窓会も多いと聞きます。
「絵心・伝言ゲーム」をやったり、「風船ゲーム」をやって、音楽が止まった時に風船を持っていた人が、「近況」というのをマイク使って言う、ゲームと挨拶を掛け合わせたものというのをやった友人もいました。
更に、他県出身の同僚は、昔テレビで「未成年の主張」というコーナーがあったのですが、予め希望者を募うのが前提ですが、コスプレ制服を用意して、「成人の主張」というのをやったそうですよ。
ただ、私達の場合はスクリーンにての映像ものが多くて、クラス対抗「○中クイズ大会」みたいなのをやった位でした。
2次会になると、どうしてもバラバラに散ってしまうので、1次会は多くの同級生と「話す」のをメインにしたい思いが皆同じだったのかな、と思います。
あえて、ゲームごとを最低限に省くというのも、NGではないと思いますよ。
成人式後の同窓会、出し物の「NG」プラン
何年かぶりにこうして集まった場所において、「始終一部の人だけが盛り上がる」というのが、まず1番のNG。
ゲームを行うに当たっては、「罰ゲーム」がある出し物は避けるべきです。
私の友人のように「近況をひと言」のような程度だったら良いのですが、「彼氏の有無を言う」や「一曲歌わせる」とか、そういうのはNGです。
性格だから仕方はないのかもしれませんが、目立つ人・控え目な人という両方がクラスに必ず居ましたよね。
目立つ人は「芸」も平気かもしれませんが、そうでない人にとっては、少しも楽しくない事だと思うので、しっかりと皆が楽しめるプログラムにしてあげて下さい。
次にステージでの出し物をする事もあるかと思いますが、その場合にはダンス含め音楽系のものは盛り上がるから良いと思いますが、モノマネでしたり、コントのようなものにチャレンジすると、当たりと外れのどちらに転ぶかは分からない、という事も参考までに(笑)。
そして、出し物では無いかもしれませんが、幹事さんでしたり、幹事さんの親しい同級生のメンバーには「浮いている人(1人ぼっち)がいないか」時々、周りを見渡してあげるサポートをお願いしたいです。
客観的に見て、成人しても、まだ「仲間はずれ」のようになってしまえる事、そして「来なきゃよかった」と思わせる事こそが何よりのNG(残念)プランだと思います。
大爆笑が起きる会よりも、穏やかに「談笑」出来る空間をぜひ、整えてあげて下さいね。
あの時には、関わり合いの無かった人だとしても、自分と近い人ばかりの人生経験だけじゃなく、ちょっと遠かった人のお話が、もしかしたら「自分の今後の何か」に繋がるかもしれませんよ。
人と人との繋がりは、きっと長い人生において1番大切なものですから。
まとめ
・「誰もが分け隔てなく楽しめる場を整える」それがOKプラン
・「白けさせる出し物は」NG、「悲しむ人が居るのが」大NGプラン
同窓会の出し物は悩ましいかもしれませんが、「懐かしみながら、たわいない話を咲かせる」という事を楽しみにしている人も多いです。
あの時当たり前に毎日顔を見ていた同級生達というのが、この日以外に一気に集う事は、きっともうありません。
「人生に1度のこの日」は1人でも多くの人が、ふと思い出した時に、微笑む事の出来る良い思い出になるように、その雰囲気作りに徹するのが幹事さんの役目ではないでしょうか。
そして、幹事さんの頑張りは「同窓会=打ち上げ」は2次会で思いっきり発散して下さい(笑)^^