「ウイルス」というのは目に見えない存在なのが、とても厄介ですよね。
私は洋画のゴーストバスターズという作品が好きなので、それをなぞって、「ウイルスバスターズ」なんて居てくれたら嬉しいのに、なんて思ってしまいます(笑)。
という、少しおふざけから入ってしまいましたが、毎年必ず「インフルエンザ」が流行ったり、最近では「風疹」というのも「感染ウイルス」として騒がれていたりもして、恐ろしいなと感じてしまいますよね。
他にも「リンゴ病」という感染病もありまして。
私は幼稚園児の時に、それに掛かった事があるのですが、熱が出て両方の頬っぺたが赤くなる症状で。
もちろん即早退となり、母が迎えに来てくれましたね。
そのように感染ウイルスというのにも種類はありますが、どれにおいても同じように生活しているはずなのに、人によって感染する者としない者とに分かれてしまう。
よく「免疫」が弱っていると、ウイルスが体に侵入してしまいやすいと聞くのですが、免疫もまた見えない数値なので、そんな事を言われても困りますよね。
自分が今どの位のバロメータが低下しているのか見る事が出来れば良いのに、なんて思ってしまいます(笑)。
そんな中で、今回は「目」に起こり得る「はやり病=感染病」について、お話をしていきます。
もし、「はやり目」に感染してしまったのが「我が子」ではなく、「親」である立場のあなただった場合、あなたはどうしますか?
まだ「送迎」というのをしている時期ならば尚更の事、「眼帯をしていけば…」と、我慢しながらも任務を全うしてしまいますか?
でも、その「ちょっと位」という判断が、更なる感染を広めてしまうかもしれませんよ?
そんな事にならない為にも、「心得」を身に付けておく事は大事。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<親がはやり目、送迎どうする?> そもそも、はやり目とは何か
まず最初の心得として、「痒み」「痛み」「赤み」など、ちょっとした違和感というのを目に感じたのなら、お医者さんに見てもらう事が大切です。
安易に、「花粉によるものかな」「ちょっとホコリが目に入っちゃったのかも」と、勝手に素人判断をしないようにしましょう。
さて、では「はやり目」とは何か?
はやり目とは「感染力のある結膜炎」の事で、正式名称は「流行性角結膜炎」と言います。
感染力のない結膜炎、というのはアレルギー性やアトピー性による結膜炎を言うのですが、なかなか自己判断は難しいですよね。
感染する結膜炎には「アデノ ウイルス」というのが根源のようで、結膜炎以外にも夏に活動しやすいこのウイルスのせいで「プール熱」が引き起こされることもあるようです。
上に書いた症状の他にも「目のゴロつき」「プツプツとしたものが幾つも出来る」「多量の目やに」などがあるそうです。
よく、インフルエンザというのも特効薬が無いと聞きますが、このアデノウイルスに対しても特効薬というのは無いそうで、これ以上に症状を悪化させ、合併症にまで発展させない為の点眼治療をしているのだそうです。
その症状を軽んじていると、いつの間にか両方の目にまで進行してしまう事もあるそうなので、すぐにウイルスをやっつける事が出来ずとも、お医者さんの正しい指導による予防治療は必要不可欠です。
そんな「はやり目」にもしも掛かってしまったら、学生なら「出席停止」となる扱いの病気ですので、本来は大人も出勤停止となるべきもの。
しかし「大人は会社を休めない」という、「無理をしてでも行くべきという」見えないルールがあるので…、それこそが感染病を電車や出先でどんどん広げてしまっているのかもしれませんね。
私は肌があまり強くなく、よく通う皮膚科では洗顔後に顔をタオルでは無くティッシュペーパーで拭くようにと言われてやっていますが、はやり目に感染した時にもタオルは使わない方が良いです。
感染した時は、洗濯物も感染していない人とは分けて洗わないといけないと言われている位、「はやり目」は侮れない感染病なのです。
<親がはやり目、送迎どうする?> 誤った正義感が感染を広める
「私は親なのだから! ちょっとやそっとの事に負けてはいけない! 」
そう思ってしまうのは、悪い事ではないでしょう。
しかし、子供の為と言いつつ「如何なる時も、毎日の任務を全うに遂行する」という、「それをしない事こそが悪い」という自己満足はNG。
はやり目とお医者さんの診察を受けたにも関わらず送迎の短時間だけだからといって安易に動いてしまう事は、ただの「誤った正義感」です。
感染の仕方にも種類はありますが、数分だけだからセーフ、という事はありません。
そして、「子供」というのは大人よりも免疫が弱い。
薬で例えても、大人にとっての「少量」が子供にとっては「多量」となってしまいますよね。
免疫力が弱いから、感染力も強く、幼ければ幼いほど、一気に1クラスに感染が広がってしまう確率が上がります。
実際に私の職場でも、インフルエンザがお子さんの学校で流行っていたり、実際にお子さんが掛かっている方が出始めると、その方自体は元気でいても、いつの間にか他の同僚達に感染者がふつふつと出始め、欠勤されるという事も普通に起こっています。
そして、自分の子供の送迎の事しか頭に無いかもしれませんが、「園・学校」の他のお家のお子さん達の事も「感染の脅威」にさらす、という事。
自分の親としての正義感よりも、他の家のお子さんを守る「正義のヒーロー」となってあげて下さい。
くれぐれも、誤った正義感で病気を隠して外に出たり、流行ったらその時は「知らんぷり」のような「悪のショッカー」にはならないで下さい。
<親がはやり目、送迎どうする?> 両親や友人に送迎を頼めない場合
ご近所に「両親・友人」が居てくれたら、そして「旦那」が子供を送迎する時間の余裕があれば良いけれど、必ずしも誰かにお願いをする事が出来る状況とは限りませんよね。
なかなかご近所さんにお願いも出来なければ、町内会長さんに相談するわけもいきませんし…。
そんな時には、「頼れる場所(代行)」というのを利用するのも1つです。
子育て支援を仕事内容としている、シッターさんや、家事代行を請け負っている会社で、「子供さんの送迎」プランというのもありますので。
サービスによっては1回きりのお願い、というのも出来るようなので、いざという時の為に登録をしておくというのも安心かもしれません。
自分で担当の方なんかも、選べるそう。
さらに、ちょうど最近のニュース番組で目にしたのですが「御用聞き」という「5分100円」で何でもお手伝いをして下さるという、お仕事をされている会社が特集されていました。
ネットで「御用聞き」と検索すると1番上に出てきますね。
シニアの方々向けのお手伝いなのですが、もしかしたら「5分300円」の「たすかるメニュー」の方に、こういった依頼も当てはまるかもしれませんので、ちょっとした豆知識としてご紹介させて頂きますね。
まとめ
・「結膜炎」には「流行性・否流行性」のどちらもがあるという知識を!
・親ならば、はやり目になったら「送迎はしない」という判断こそが正義!
・子育て支援を「助けてくれる」場所がある!
「はやり目」かな?と少しでも思ったのなら、一刻も早く診察と治療が必要です。
何事も早め早めの判断が、悩む時間を減らしてくれますから。
安易に思っていると、「今日も…」と、余計に治療が長引くかもしれませんよ?
そして、掛かってしまったら「しょうがない!」と、割り切って治療に専念する事。
1日も早くお子さんに笑顔で寄り添える日々を取り戻しましょう!