小さな赤ちゃんだったのに、声を発し、言葉も少しずつ覚えて…可愛い我が子が歌を歌う姿は愛らしいですよね!
ちょっと音程を外したり、言葉があやふやなのもたまらない可愛さです。
ただ、少しずつ大きくなるにつれ、「アレ?これ音程外れてない?」「もしかして音痴?」と不安になったりしていませんか?
せっかくの可愛い我が子の歌声です。
不安になりながらじゃなくて、笑顔で聴いてあげたいですよね!!
そんな心配を抱える親のあなたへ、そもそも音痴とは何か?治るものなのか?どういう治療方法があるのか?を知って安心して欲しいです。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<音痴の娘を治すには?> そもそも音痴とはどういう状態か
カラオケで音を盛大に外している人を見て、「もしかして音痴なのかな?」と思ったことはありませんか?
音痴と言ってもこういった音程の違いを把握できないもののほかに、
・声の強弱が調節できない
・リズムがとれない
・長く伸ばす部分で音がキープできない
・歌える音域が狭い
などがあります。
平凡社「音楽大辞典」では、「大脳の先天的音楽機能不全」と記されています。
つまり、先天的な欠陥やその他の理由で音楽的な認識ができないことの状態を指します。
先天的というと「もう治せないの?」と不安になるかもしれません。
しかし後天的な原因であること、メンタルな問題であることも少なくありません。
音痴だからもう一生このままなのかな…?と諦めなくていいんですよ!!
<音痴の娘を治すには?> 運動性音痴の治し方
運動性音痴は、正しい音程やリズムはしっかり聞くことができます。
ただそれを声に出す時に、うまく出せないパターンの音痴です。
喉の動き、筋肉、呼吸などが合わさって声が出るのですが、それらが原因で正しい音が出ないのです。
緊張でうまく声が出せない、恥ずかしくて声が出せないなど、音程はわかっているけどうまく歌えないという状態もここに当てはまります。
治し方は比較的容易です。
本人は正しい音程が理解できているので、トレーニングで治すことができるのです。
喉の筋肉を鍛えたり、ボイストレーニングで訓練すれば、「あ、出せるんだ」という自信にもつながり、改善できるでしょう。
この「音を外しちゃうからうまく歌えるか不安」で、結果音痴だと思っている人もいるので、メンタル面も大事ですね。
<音痴の娘を治すには?> 感受性音痴の治し方
感受性音痴は、そもそも音を正しく聞き取れないパターンの音痴です。
運動性音痴とは違い、本人が「ズレ」を感じていないので、治すことは結構難しいです。
それまでに正しい音階を聞くチャンスが少なかったことが大きな原因とされていますが、中には本当に先天的に聞いた音を声で再現できない人も。
治すことが難しいと言いましたが、本当に困難なのは最後に書いた先天的に大脳の異常で音痴の人だけです。
あとは、時間は少しかかるかもしれませんが、正しい音を今からでも根気強く聞かせて理解させる訓練で治すことは可能です。
ちなみに、運動性音痴と感受性音痴、どちらも具体的な方法としては音楽教室へ通う、ボイストレーニングを受けるなどです。
<音痴の娘を治すには?> 本当にあなたの娘は音痴か
定義としては上記の二つが音痴として認識されていますが、ちょっと待ってください。
例えば年長さんくらいの子が幼稚園で習った歌を歌うとします。
それはどれだけ譜面に正確でしょうか。
みんな多かれ少なかれ音程を外しているはずです。
小学生になる頃くらいからはだんだん音程がとれるようになると言われています。
高学年になる頃にはハッキリわかるでしょう。
例えば音楽の時間や、合唱コンクール、文化祭などで、「音痴じゃない?」と友達に言われたり、自分で「うまく歌えない…もしかして私音痴なのかな…」と自信を無くしたり。
できるだけそういうことはなくしてあげたいですよね。
その際は上記で説明した通り、音楽教室へ通って正しい音程を身につけたり、ボイストレーニングの先生についてもらったりするのも良いでしょう。
音痴か?ということはもちろん親として気になるところではあります。
ですが、一番大事なのは楽しく歌えるかどうかではないでしょうか?
どれだけ正確に音程をとっても、リズムが完璧でも、子供が歌うことを「つまらない」と思うのは残念ですよね。
少しばかり歌が拙くても、歌うことが「楽しい!!」と思えるならば、私たちも嬉しいですよね。
音痴を治したいというのも親心ですが、
歌を楽しんでほしいというのもまた、親心だと思います。
<音痴の娘を治すには?> 家庭でできる音痴対策
本格的なトレーニングはプロに任せることも大事ですが、家でなにも対策が打てないのかというとそうでもありません。
例えば家で、歌のCDを流す。
その年ごろに合った童謡や歌謡曲、または親が好きな歌でも構いません。
正しい音程で歌うCDを聞くうちに、確実にそれは親しみを持って体に、耳になじみます。
また、歌だけではなく、もし家に楽器があるなら、奏でながら歌うのもいいですね!
正しい音をとりながら歌うことで、親も一緒に歌いやすいですし、そうなると子供ももっと楽しく歌えますよ。
嫌だなと思いながらのトレーニングは辛いです。
家庭も楽しめるといいですね!
まとめ
・音痴はほぼ治る!!
・運動性音痴は治りやすい
・感動性音痴は治りにくい
・音痴かどうかは小学校高学年にはハッキリする
・歌や音楽を楽しめていることが一番大事!
音痴って治らないものだと思っていませんでしたか?親としては、命に関わるものではなくても、やっぱり治せるものなら治したいですよね。
案外トレーニング次第で改善できるということがわかり、安心していただけたでしょうか。
最悪大人になってもトレーニング次第で改善できるので、焦らず見守ってあげてくださいね!!