歯磨きというのは、大人であっても完璧に磨きあげる事は難しい。
私も虫歯というのを経験した事があり、歯医者さんに通った事も当然あります。
その時に先生から教えて頂いたのは、「ゴシゴシと磨けば良いというものではない」という事や「歯ブラシは鉛筆を持つようにして磨くと良い」という磨き方指導という基礎からだったでしょうか。
歯ぐきに添うように、ちょっと斜めに当てて、優しく磨いていくのが良いとか。
でも、一見しっかりと磨けた気でいても、案外磨き残しというのがあるそうなんですよね。
歯ブラシでは届き切らない部分があるようで。
前々から「電動歯ブラシ」の方が磨き残しが減る、という事は何かの情報から得てはいたのですが、なかなか手磨きから以降出来ずにいた私。
ちょっとした機会に電動歯ブラシを使ってみたら、舌触りで感じる葉のツルツル感や、一体どこに潜んでいたのだろうか、と思ってしまう汚れが気持ち良い位に取れる事を体験して、今では電動歯ブラシ派になっています。
甘いもの等に含まれる「糖分」と口の中に居てゼロにはならない「細菌」というのが、その糖を摂取して発散させる「酸」によって歯を悪くしてくれてしまう…というのが虫歯のストーリー。
大人なら歯磨きでガード出来ようことも、まだ小学生の年齢であれば守ってあげる手助けが必要にもなりますよね。
私も小学生の低学年の頃は、自分の歯磨き後の仕上げとして母に「磨きあげ」をしてもらっていましたし。
そんな今回は、「虫歯と歯磨き」にまつわる情報、その中でも巷で噂の、小学生の子供への虫歯対策に「歯磨き後のマヌカハニー摂取が効く?」という事について書いていきたいと思います。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<マヌカハニーを歯磨き後に!小学生はOK?> マヌカハニーとは
私は、少し前までは「マヌカハニー」と聞くと、ただ単に咽に良い蜂蜜というイメージなだけでした。
アーティストの方や、声優さんでしたり、原稿を読むお仕事をされている方々が咽をケアする為に、直接マヌカハニーをスプーン1杯舐めてケアしているとか、咽あめを摂取しているとか聞いた記憶があった位だったので。
その時に、風邪菌を咽から侵入させる事に対する殺菌効果があるのか、マヌカハニー凄いな!と思った覚えがありました。
そんなマヌカハニーですが、蜂蜜は蜂蜜でも「薬に近い蜂蜜」とでも言っておきましょうか。
それというのも、マヌカハニーと呼ばれる蜂蜜は「ギョリュウバイ」という木に咲く「白・桃色」の花と蜜蜂とのコラボ―ションによって作られるのですが、ギョリュウバイの葉っぱは、薬草茶として摂取されているそうなんです。
そして花の蜜からは殺菌力の高い成分を含んだ蜂蜜を作る事が出来るそうで、「細菌をやっつける」効果が自ずとあるという事。
「メチル グリオキサール」という成分が細菌をやっつけてくれるとか、胃炎等においても民間療法における治療効果というのも出ているとの事。
その葉、樹皮、樹液、そして花の蜜、それらをニュージーランドの先住民族である「マオリ」と呼ばれる人達が様々な病気治療に使い、その効果から「癒す」「復活」の木という意味に当て「マヌカ」と呼ばれ伝わるようになったとも言われているんですね。
そのギョリュウバイの木が生えているのはオーストラリアの一部とニュージーランド、という事ですが、ほとんどはニュージーランド産であるそう。
しかし、その優れたパワーでマヌカハニーが人気を集めている事を良い事に、100%ではないものや、偽造されたものが現地でも出回っているという話も耳にしますので、マヌカハニーの効果をしっかりと得たいのなら、選ぶ上では慎重さも大事かもしれません。
さらに、マヌカハニーと似てはいるものの「メチル効果」は全くない「カヌカハニー」というのもあるので、買い間違えないようにしたいですね。
<マヌカハニーを歯磨き後に!小学生はOK?> 注意点はコレ!
小学生の子供に向けて、と対象はしたものの、マヌカハニーは蜂蜜ですから、まずは言わせてください。
絶対に1歳未満の子供には使わないで下さいね。
そして蜂蜜のボツリヌス菌に関しては、1歳の誕生日を迎えたから安心という事でもないと私は思っています。
蜂蜜、それも薬に近い蜂蜜でもあるので、小学生になったとしても、少しずつ試す形で使われるのが安心かなとも思います。
アレルギーに関しての心配というのもありますので。
マヌカハニーを直接に歯磨きに用いる、歯磨き後の寝る1時間前辺りを目途に小さじ1杯程度の量を口に含む事が効果あるなど、歯医者さんの中にもマヌカハニーによる小学生の虫歯予防というのを推奨している人がいます。
なので、お勧めは出来るものではありますが、100%実害がないかと言うと諸説あります。
「絶対安心」というものではないという事は忘れないでおいて下さいね。
<マヌカハニーを歯磨き後に!小学生はOK?> 他の蜂蜜では効果は無いのか
「花と密と蜂」、この組み合わせで誕生する「マヌカハニー」も蜂蜜の1種なわけです。
黄色からオレンジ色に透明感が混ざって見える一般的に多い蜂蜜と比べると、マヌカハニーは白濁しているように、個人的には感じます。
味も、ちょっと独特なので、人によっては薬っぽさを苦手と感じてしまうかもしれません。
本音を言ってしまうと、私も我が家にある「月山 天然はちみつ」の方が…好きだったりします。
その蜂蜜というのは、「さくらんぼ・トチ・キハダ・アカシア」の花の蜜から出来る蜂蜜なのですが、蜂蜜の種類って豊富だったりするんですよね。
じゃあ、マヌカハニーのように、「歯の予防」となる蜂蜜って無いの? と思ったもので、少し調べてみました。
まず、普段の歯磨きで磨き残しがあると、「歯垢(プラーク)」が固まってしまい、それが「歯石」になり、虫歯だけじゃなく歯周病ともなりえてしまうそう。
それを予防するに越した事はありませんよね。
その歯石予防効果としては、マヌカハニーよりも「百花・レンゲ・甘露・ローズマリー」や、あとは「コーヒー・ペパーミント」の蜂蜜がある事にビックリしたのですが、それらだと更に効果が高いという研究結果が出ているのだそうです。
百花
様々な花の蜜を合わせたもの。
レンゲ
レンゲの花から出来るこの蜂蜜は、日本人にとって馴染みの深いもののよう。
ハチミツ界の「王様」でもあるそうですよ。
甘露
簡単に言えば、「樹液」から出来た蜂蜜。
マヌカハニーよりも「殺菌効果力」が高い?という情報も。
ローズマリー
ハーブ系蜂蜜。
ローズマリーはそもそも、歯周病予防の効果があるハーブとして、使われていますから、その花から出来る蜂蜜にもその効果が受け継がれていると言われれば、納得が出来る気がします。
コーヒー
歯に着色汚れが出る、カフェインが強い、というマイナス要素も広まっていますが、「ブラック」コーヒーは虫歯対策に良い、と聞いた事がありました。
コーヒーポリフェノールに、虫歯菌を退治する効能があるそうですからね。
でも、コーヒー蜂蜜は量が多く作られていないようなので、希少との事。
ペパーミント
虫歯予防ガム、歯磨き粉など、オーラルケアによく用いられる「ミント」。
そこから作られる蜂蜜となれば、強い効果も期待できる気がしますよね。
まとめ
・ギョリュウバイからなるマヌカの蜂蜜は薬に近いもの!
・他の蜂蜜には「歯の予防」効果はあるかも
・注意点を守って、毎日ではなく、まずは少しずつ歯磨きで試してみる!
まだ賛否両論でもあるこの意見。
「ものは試し!」と蜂蜜における「歯」への「良い効果」というのを1度は試してみたいと思ったあなた。
まずは今の所1番と謳われている「マヌカハニー」を使って、小学生の子供さんと一緒に母親、父親の皆さんもご一緒にチャレンジしてみて下さいね。