日々の電車通勤お疲れ様です。
通勤で利用する人にとって電車ってなくてはならないものですよね。そう考える人は多いので、やっぱり朝や夕方のラッシュ時は満員になってしまう路線も多くあります。
当然イスの数もつり革の数も限られています。
先日、そんな満員電車に乗り込んだ際、「うわっ!これ邪魔だなぁ…どうしよう」と困ったことがありました。
イスは当然埋まっていたので、電車の中ほどまで進んでつり革につかまろう!と思ったのです。
すると隣のサラリーマン風の男性が、私の顔の前にあるつり革と、自分の前にあるつり革2つを占領していたのです!!
つまり彼はつり革を両手でそれぞれ1つずつ握っていて、私はつかまるところがなくて必死に足を踏ん張るしかなかったわけです。トホホ。
そんなつり革あるある(!?)に困った人のために、状況に応じた解決策を考えてみました。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
つり革を両手で占領する邪魔な人対策 その1.他につかめる場所を探す
入口付近だと、ドア付近に手すりがありますし、イスの端や中央にも手すりがあります。
もちろん車両にもよりますが…
上ばかりみていると案外気づかないだけで、つかめる場所があるかもしれません。
しかもこれらは固定されているため、つり革よりよほど安定しています。
掴める位置に立っていたらラッキーですよ!!
ちなみに背の高い方で、たまにですがつり革がかかっているポール自体をつかんでいる方がいて羨ましいです…。
つり革を両手で占領する邪魔な人対策 その2.単刀直入に笑顔で伝える
「あの…私もコレ(つり革)つかみたいんですが…いいですか?」と。
結構勇気はいるかもしれません。
でも、うまくいけばその場で即解決します。
ポイントは「笑顔」で「申し訳なさそうに」伝えることです。
怒りを前面に出したり真顔だと、「ハァ!?」と逆切れされる可能性があります。
声のトーンも同じです。
笑顔で申し訳なさそうに言うことで、「あ、この人も困っているんだな、悪かったな」と思わせられるワケですね。
また、周りの人たちもこの会話が多少なり聞こえますから、ここでつり革を譲らないと「えっ?いや譲りなさいよ」という空気になります。無言の力ですね。
そういう理由で相手も譲りやすい雰囲気に持っていけます。
つり革を両手で占領する邪魔な人対策 その3.次の駅で他の車両に移動する
解決策2のように声をかけるのは抵抗がある、怖い、という人もいると思います。
そんな人にはこれがオススメです。
同じ車両だと周りが気になるかもしれませんので、頑張って隣の車両に行きましょう。
両手でダブル持ちしている人は全体数からすると多くはありません。ほとんどみんな1つずつつかんでいるはずです。
ただ、これは結構デメリットも多いです。
まず、満員電車内だと動くことすら大変です。
ヘタに動くと降りたい駅で降りにくい場所に追いやられたり、何もつかまるものがない場所にしか移動できなかったりします。
移った車両先も混んでいた場合、空いているつり革に巡り合う運と、空いているつり革の前に潜り込む行動力が必要になるので、そこは覚悟して移動しましょう。
つり革を両手で占領する邪魔な人対策 その4.じっと我慢
「解決策じゃないじゃん!!」と思うかもしれませんが、次の駅でその迷惑な人が降りるかもしれません。
自分自身があと1駅で降りる予定だったら?
ちょっとしたトレーニングだと思って足を踏ん張ってみるとか。
もしかしたら次の駅で、自分の目の前に座る人が降りるかも!?
そう、実はじっと待つだけであっさり解決してしまうこともあるのです。
もちろんかなり運に左右されますが、あれこれ考えるよりむしろしばらく耐えるだけで終わるかもしれませんよ。
ちなみに私は乗車時間が2駅と短かったのでなんとか踏ん張って、トレーニングがてら耐えました。
体幹も鍛えられる気がしますね!
【番外編】つり革上の直方体をつかまれた場合
つり革を持つ、と聞いて、どの部分が思い浮かびますか?
おそらくほとんどの人があの丸いわっか(三角のものや、ミッキーの形のものも!)ではないでしょうか。
しかし、中にはあのわっかの部分ではなく、その上の直方体の部分、ここを持つ人がたまにいます。
ねじれ防止、盗難防止、はたまた広告を入れるため、など色んな説がある部分です。
つまり、自分がつり革のわっかを握っているのに、その上にある直方体の部分を握る人がいるんです。
これはつり革のダブル持ち以上に実は迷惑なんですよね。
自分はすでにつり革につかまっているし、「上の部分離してもらえませんか?」とも声をかけづらいからです。
しかも自分だけが握っている状態とは違って、上を握る人の揺れに合わせてつり革が揺れるため、予想のできない動きになることもあり、危険です。
【解決策】
つり革ノーマルver.と基本的には解決策も同じなのですが、番外編ならではの解決策があります。
それは、つり革を持って、わざと揺れる!!です。
少々荒っぽいですが、電車の揺れに合わせて大げさに動かしてください。
察しがいい人だったら離してくれる可能性があります。嫌がって離してくれる人もいるかも…?
つり革のダブル持ちor直方体持ちの理由とは?
普通はつり革って1人1つのわっかにつかまります。
でもそうでない人たち(ダブル持ち、直方体持ち)は一体なぜそんな持ち方をするのでしょうか?
理由がわかれば、遭遇してもおだやかでいられるかもしれません。
口コミで調べてみたところ・・
ダブル持ちに関しては
「スリや痴漢に間違えられないように」
「眠たくて自らを支えるために」
直方体持ちに関しては、
「他に握るところがない」
「背が高いから届くのでなんとなく」
「わっかの所は不特定多数の人が触るから触りたくない」
などの理由があげられていました。
みんな色々事情があるのかもしれませんね。
まとめ
・他につかめる場所を探す
・笑顔で申し訳なさそうにお願いする
・車両を移る
・我慢する
・つり革の上部分を持たれた場合は、故意に揺れてみる
・迷惑行為も事情は様々
マナーの感覚は人それぞれ違います。
「こういう人もいるよね」と穏やかにいられればそれが一番いいですが、人間そうはいかないこともありますよね。
自分にあった解決策をぜひ試してみてくださいね!