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夫が警察官だと離婚率が高いって本当?

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私の母の親戚の中に、既に定年を迎え今はのんびりと暮しているのですが、元警視庁勤務という伯父さんが居ます。

すごく近い親戚というわけではないので、お盆やお正月に直接会うわけではなければ、今は年賀状のやり取りを交わしている程度なのですが、実はその伯父さんを私が知ったのは中学生のとあるお正月の時の事で。

我が家に届いた年賀状をパラパラと見ていた所に、ふと目に入った1枚を抜いた私。

それは親子のように見える男性2人が、剣道の格好をして写っている写真年賀だったもので「この人、剣道をやっているんだねー」と何気なく言ったんです。

すると「ああ、親戚の○○伯父ちゃんね」と母は言い、裏の差出人の名前を見てみると、そこには確かに母の旧姓と同じ、とってもレアな苗字が記されていたわけで、この瞬間、今まで知らなかった新たな親戚が増えたという(笑)。

そして、「警視庁勤務なのよ」と母はサラッと言葉を続けたわけです。

その時の私は警察庁と警視庁の違いが分かっておらず、警視庁というのは警察の中のトップだと思っていたので、自分の親戚に偉い人が居ると思ってしまい、衝撃だったんですよね。

そんな知っているようで知らない「警察官」という職業。

私達の日々の暮らしを安全に守ってくれているとも言え、まるで「正義の味方」とも言える。

そんなヒーローが、夫としてパートナーとなったのなら、さぞ幸せなのだろうなと思いきや…警察官の妻は離婚を選んでしまう事も少なくはないようなのです。

中には、私の遠い親戚のように子供達も巣立ち、今は夫婦でのんびりと仲睦ましく暮しているという方々というのも沢山居るとは思うのですが、離婚の道へと進んでしまう事も多い事には、何か理由があるのか?

それが大変気になったもので、ちょっとばかし不思議を探ってみました。

それを経て、今回は「警察官の夫と妻の離婚原因は何?」という内容でお届けします!

 

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<夫が警察官だと離婚率が高い?> 警察官のスケジュールの独特さが原因?

警察官のお仕事を想像してみると、「独特な勤務スケジュール」というのが浮かびませんか?

私の働いている職場で、結婚を機に寿退社をされた方ではあるんですが、その人のお相手の職業というのが警察関連のお仕事、警察署内で事務職をされている方だったんです。

警察においての事務職というのは、私達と変わらず一般的に多い勤務スタイルである朝から夕方までの勤務時間である事に加え、土日祝日もきちんと休みが取れるという環境であるそうで。

個人的には事務職ポジションの相手とは離婚のリスクには繋がりにくいのかなと思える気がします。

たまにではありますが、その元同僚とはLINEで連絡を取ったりしているのですが、結婚してから7年以上経っていますが、穏やかに夫婦生活を過ごしているようなので。

しかし、警察官には様々な部署があり、忙しいポジションも多い!

交番勤務も含め、よくドラマで見掛けるような事件を追う「○○課」だったとすれば、なかなか不規則な勤務スケジュールとも言えてしまうのです。

それは警察官だけでなく、消防士や病院に勤める方達の仕事もそれに近いと思うのですが、24時間365日、誰かは必ず「仕事中」とも言える部署だらけなわけです。

そこに配属となったのなら、カレンダー通りに休日を取る事は無理ですし、休日に当たる日だとしても急に連絡が入れば「出動」しなければならなくもなり、それは時間帯に関わらず真夜中に呼び出される事もあるという事です。

そんな正義の味方、スーパーヒーローのようなお仕事をされている夫を、初めは妻も全力で応援出来ていたとしても、自由が奪われてしまっているように思えたり、いつも落ち着かないように感じてしまう事、周りの友人達は幸せそうに夫婦で過ごしているのに自分だけどうして、という「苦痛感」を感じてしまう事になると、離婚という道を選んでしまったりもするそう…。

誕生日や結婚記念日のような特別な日であっても、それをお祝している幸せな真っただ中だとしても、事件は怪盗キッドのように予告して起きてくれるわけではないので、「呼ばれれば出動」という事を365日24時間意識しているとも言え、私達の安全というのはそういった警察官の方々やその家族の方々の犠牲の上にあるという事なんですよね。

その事は忘れちゃいけないな…と深く感じます。

それを踏まえ、もし警察官をパートナーとして決め、その相手が特殊勤務スケジュールの部署だった場合には、妻となるあなたの「孤独感・憂い感」が募ってしまわない事が何よりも大切なのかなと私は思います。

その為にも、あなたの実家の近くに住む事や、ペットを飼う事など、あなたの心を1人ぼっちにさせないようにする事を、結婚を2人が意識し始めたタイミングで考えておく事が大事なのではないでしょうか。

<夫が警察官だと離婚率が高い?> 官舎住まいのストレスが原因?

私の旦那側の親戚の方には警察庁ではないですが、観光庁に務めていて今はもう定年されているという方が居ます。

その親戚家族は長年「社宅暮らし」をしていたそうなのですが、警察官という職業も新婚生活を「警察官舎」にて始めるという方が多いそうですね。

親戚家族の場合は、社宅とは言っても近くに同僚達が住んでいるというわけでもなく、見た目がとても年季入っている事の方が、子供達は友達を家に呼べなくて嫌だったなんて言っていたそうですが、警察の社宅住まいに関しては「上下関係」のような、ちょっと気苦労を感じてしまいそうな部分も中にはあるそうで…。

嘘か本当かはさておき、よく自衛隊の官舎という場所でも階級によって妻達の上下関係が付随するというのを聞いた事がありました。

今はアパートやマンションという場所においても、昔よりもお隣さんと交流がなかったりするので、官舎においてもプライベートを踏み込まない事を暗黙の了解のようにされているようにも思えるのですが、場所によってはそれなりにあるそうですから、あまり人との「交流」が得意で無い人が官舎生活を始めてしまうと、それがストレスとなって心を患ってしまい、結果的に離婚の道へと進んでしまう事も…。

どんな人も、そこに住むルールに正しく生きているはずではありますが、警察官の妻達というのは、何事も「生真面目」にされる方が当たり前だったりもするそうなので、私のようなマイペースな奴ですと、見えない所で「○○さんの奥さんって、ルーズなのよね…」なんて噂されてしまうかもしれません(笑)。

家賃面では官舎というのは魅力だとは思うのですが、官舎生活でのストレスが溜まって、夫のせいではないのに離婚を踏み切りたくなってしまう事は、とても悲しい事なので避けたいですよね。

その為にも、結婚生活をするまでにはお金を貯めて、賃貸で選ぶのなら民間から住まい探しをする方が良いのかもしれません。

<夫が警察官だと離婚率が高い?> 子育てに絡むすれ違いが原因?

最初に書いた「特殊勤務スケジュール」と繋がるものでもあるのですが、警察官務めの夫というのは忙しい。

その忙しさで家を空けてしまう事も多く、子育てにおいて「教師や警察官の子供はグレてしまいやすい」と言われる事も1度は耳にした事が有るけれど、その言葉が例え話ではなく実話として、我が子に当てはまってしまう事も残念ながらある。

もちろん、子育ての割合の中で母親が父親の分もカバーし、子供達は父親の警察官姿というカッコイイ背中に憧れて、同じ将来を志す位に尊敬をする事だってあるわけで、一概に「警察官だから」というのは理由にならないのかもしれません。

でも、子供達の心の敏感な思春期であったり、もっと自分をちゃんと見ていてほしいという時に、親と子が向きあう時間が足りていないと…「自分なんかどうでも良いんだ」という間違った方へと、我が子が足を1歩ずつ踏み入れて行ってしまう事もあるんです。

私の父親は小学校教諭をしているので、色々な家庭で親の犠牲となっている子供達の話を聞かされたりもしていました。

ですので、それを踏まえて言わせて下さい。

父の教師という仕事も、警察官と一緒にグレるという括りされているのですが、自分の子供以上に生徒という他人の子供の為に教師が駆り出される事というのがあって、自分が蔑ろにされているように感じる時が私にもあったので、そういった気持ちが強まると、家族や親子のバランスが悪くなってしまう事へと繋がるのではないでしょうか。

警察官も、家族のトラブルよりも世間のトラブルに駆り出される事が多いと思うんです。

警察官という仕事を真剣に全うしてくれているからこそなのですが、家族と向き合う時間が減ってしまったり、溝が深まってしまったり、子育てに対する問題で夫と妻が仲違いしてしまう事が離婚原因となってしまうのだと思います。

私の場合は両親の他に父側の祖父母も一緒に暮らしていましたし、姉も居て、ペットのハムスターも居たりと、自然と心の隙間を埋めてくれる存在が多かった事が、父の足りない寂しさを埋めてくれてグレなかったのかなと、今となってみると思えたりもします。

そんな私も今度は親となり、まだまだ子供達が成人するまでには時間が長くあるので、親として未熟な所も多いのは自覚してもいます。

でも、夫婦の離婚原因というのは、2人の気持ちのすれ違いだけではなく子供とすれ違ってしまう事も要因になってしまうと思っているので、そこは心得ながら生きてもいます。

「忙しい」は簡単に言えてしまうし、姿を見れば分かるのですが、その言葉だけで何でも通り抜ける事は出来ないという事を親として妻として、これからも心に止めておきたいですね。

<夫が警察官だと離婚率が高い?> 仕事にストレスが多い事が原因?

最後に書かせて頂くのは「警察官のストレス」というものについて。

毎日のニュースの中で、理不尽な事件や事故の話を目にするのですが、言ってしまうと「ひっきりなしに事件が起きる」という世の中でもある。

警察に密着する番組というのがありますが、その中でモザイクにて顔や声を変えた容疑者と思われる人物が警察官の方に取り押さえられながらも暴言を放ちまくっていたり…。

普通だったら逆切れしてケンカを受けて立とうと思ってしまいそうな場面でも、警察官の方々は職務として丁寧に容疑者に対応しているのが本当にすごいなと感心してしまいます。

大袈裟ではありますが、警察官の方々って、暴言や愚痴や悪口みたいな事を四六時中ずっと浴びているわけじゃないですか。

そんなの、制服を着ている時は「任務だ任務だ…、」と心のイライラを押し止める事が出来たとしても、絶対にストレスは溜まるし、私なんかよりとっくに満杯になっていると思うんです。

そのストレスが、警察任務の制服を脱げば、「お酒・パチンコなど」のギャンブルと呼ばれるものへと発散が向かってしまう方も少なくないのだそう。

可愛い発散なら許せるとしても、それが酔っぱらって迷惑を掛けるとか、ギャンブルによる負の遺産を貯められるとか、最も悪いものとしては法律に基づいて悪を捕える仕事をしておきながら、自分がそっち側になってしまうとか。

警察官の夫との離婚原因には、夫のストレスが妻や子供に向く事というのも…残念ながらあるそうです。

まとめ

・警察官の365日24時間パトロールには、夫婦仲に溝を作ってしまう事も…

・お金の節約も大事だけれど、「官舎」を選んでしまったばかりにストレスが溜まって…

・警察の多忙さは、夫婦関係だけでなく「親子関係」にまで及んでしまう事が…

・正義の仕事には「ストレス発散」は必要!でも「いきすぎた発散」には代償も…

今回は警察官の夫婦として書いていきましたが、この「離婚原因」に当てはまる事柄というのは、警察官だけの事ではなくて、どんな職業の夫婦であれ同じ事は言えるものだと思います。

ですので、これから結婚される方が、そのお相手が警察官だったからという事で、そこに懸念を抱く事は無いと思います。

私も夫婦として、親としてまだまだ途中の身ではありますが、当たり前ではありますが「相手への思いやり」というのを大切にしていきたいと思っています。

たまに欠けてしまう時もあるけれど、その時には「ごめんね」「ありがとう」という言葉で補う事でも、溝は埋められるのではないでしょうか^^

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