手のにおいって気になりますよね?
手で色々なものを触るのでそのにおいが手に移ることがあります。
例えば、にんにくの料理を作った時にんにくのにおいがそのまま手に残ります。
また、魚をさばくと魚の生臭さが手にうつります。
このにおいなかなか取れないですね。
調理と接客もする飲食店の店員さんはかなり大変です。
まさかにおいのついたまま、接客するわけにはいきませんね(笑)。
さてどうすればすぐに手のにおいが取れるのでしょうか?
調理しながら接客もした経験のある私がにんにくと魚の生臭さをすぐににおいを取る方法を説明していきます。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
手のにおいを取りたい! にんにく料理のにおいの原因は?
にんにくを料理した時に手についたにおいの原因は何でしょうか?
原因は硫化アリルという物質です。
実はたまねぎにもこのにおいの原因の硫化アリルが入っています。
こんなにおいがする硫化アリルは体によくないと思いませんか?
実はこのにおいの元である硫化アリルは疲労が取れ、血液をサラサラにしてくれる働きがあります。
ちなみにねぎにもこの成分が入っています。
ただ、硫化アリルが手に残るとやっかいです。
手のにおいを取りたい! 魚のさばいたときのにおいの原因は?
魚をさばいたときの生臭さの原因は何でしょうか?
魚の生臭さはアミンからきています。
アミン臭はとても手になじみやすく手とアミン臭が一体化してしまい、石鹸で軽く洗ってもなかなか落ちません。
生臭くてすぐに何回も何回も手を洗ってしまいます。
さてどのようにしてこの2つのにおいを取ればいいのでしょうか?
手のにおいを取りたい! すぐに取る方法はコレ!
にんにくのにおいと魚の生臭いにおいはどのようにすれば、すぐに手のにおいが取れるのでしょうか?
2つに共通の方法があります。
方法1.ステンレス製品でにおいを取る
えーって思う方もいるでしょう。ステンレスでできているスプーンやフォークで手をこするとすぐににおいがとれます。なぜ取れるのでしょうか?理由はにおいの元である硫化アリルとアミン臭が金属と反応してにおいのない物質に変わるからです。手からにおいがなくなります。
ステンレスのスプーンやフォークをいちいち手にとるのがめんどくさい方は、ステンレスソープや100円ショップで売っている球形のステンレスを準備してにんにく料理や魚料理を作るとすぐににおいが取れますよ。さらに1番身近なものは、ステンレスでできている蛇口です。触るだけで手についたにおいが取れます。
方法2.柑橘系の果物の果汁と皮でにおいを取る
柑橘系の果物の果汁を使ってにおいが取れます。特にレモンがオススメです。なければ、オレンジやカボスを使っても構いません。どのように使うのでしょうか?
レモンやオレンジの果汁を絞り、手にまんべんなく塗って洗います。塗って洗うだけでにんにくや魚の臭さがすぐに消えてしまいます。果汁がもいったいないという方は、柑橘系の果物の皮を使いましょう。皮の使い方は、絞り出すようにして皮から液体を出します。ただ、長時間手を果汁と皮につけておくと手がひりひり痛む方もいるかもしれません。柑橘系の果物は酸性ですので、敏感肌の方にはおすすめできません。
まとめ
・にんにく料理をした後、手ににおいがつくのは硫化アリルが原因
・魚をさばいたり、料理したりすると手ににおいがつくのはアミン臭が原因
・硫化アリルとアミン臭は、水で手を洗ってもにおいが取れない
・にんにくのにおいと魚の生臭さのにおいの取り方は2つ
・手のにおいをとる方法の1つ目は、ステンレス製のもので手をこする
・手のにおいをとる方法の2つ目は、柑橘系の果物の果汁、皮を使う
にんにく料理をしたとき、魚料理をしたときの手のにおいを取る方法でした。ほんとにあっという間に取れますので、びっくりするかもしれません(笑)。やってみてください。