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不登校の子はプライドが高い!? そう言われる理由と対処法はコレ

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「子どもが不登校になってしまい、どうしたらいいのかわからない…」という親は、今かなりの数いると言われています。

誰にでも相談できない内容ですし、母親は特に「私の育て方がいけなかったんだろうか…?」と自分を責めがちです。

もちろんそういう側面もないとは言えませんが、そればかりでもありません。

人間にはそれぞれ生まれ持った性格があります。

同じ親が育てていても、手を焼く子と手がかからない子がいますよね。

つまり、不登校になりやすい性格、なりにくい性格というのもあります。

プライドが高いと不登校になりやすいのか?どんな性格がなりやすいのか?プライドが高い性格のメリットとデメリット、不登校から抜け出すために親がしてあげられることとは一体何なのでしょうか。

 

※当ブログでは、以下記事も紹介しています。

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<不登校の子はプライドが高い?> どんな子が不登校になるか

昔から不登校になる子の性格は、頑張り屋さん、真面目で気が抜けない、完璧に物事をやり切りたい完璧主義、気が弱い、などと言われています。

でも、最近言われているのが「プライドが高い」子。

ん!?なんだか真逆の性格な気がしませんか?

気が強そうだし、不登校になる子というより、むしろ一見不登校に追いやるいじめっ子のようなイメージすらあります。

ですが、実はそんなイメージとは裏腹に、プライドが高い子は不登校になりやすいってご存知でしたか?

<不登校の子はプライドが高い?> 実は不登校になりやすい

プライド=誇り、自尊心、自負心です。

つまり、自らの人格を大切にし、自分の才能や仕事への自信があるということですね。

うーん…やはり不登校とは無縁のような気がするかもしれませんね。

しかしだからこそ、何かのキッカケで休んだ時、休みが数日続いてしまった時、自分を追い込んでしまいがちなのです。

親は少しでも学校に行ってほしいから、遅刻してでも行ってほしいですよね。

そんな時、プライドが高い子は「遅刻してまで行きたくない」と思うのです。

そしてどんどん行けなくなります。

さらに休んでいることで、「友達や先生に何か言われるんじゃないだろうか」など、普段の自分を高く評価するあまり、そうでない時に周りから何か言われることに怯えてしまうんです。

本当の私はもっとすごい、これくらいできなきゃおかしい、できるはず…頑張り屋さんで、真面目で完璧主義な傾向があるとも言えます。

そして、変に周りの目が気になって実は弱気になってしまうとも言えるのです。

そうです。

不登校になりやすいと言われる「頑張り屋さん、真面目で完璧主義、弱気」。プライドが高いということは、つまり不登校になりやすいということでもあるのですね。

<不登校の子はプライドが高い?> プライドが高いのはデメリットか

プライドが高い=不登校になりやすいという意外な事実はわかってもらえたと思います。

じゃあプライドが高いって悪いことばかりなの?

うちの子に当てはまる場合どうしたらいいの?とお困りかもしれませんね。

安心してください。

どんな性格にもメリット・デメリットがあるように、もちろんプライドが高いことにもメリットがあるんです。

 

(1)信念がある!

頑固である反面、ブレない信念があります。

周りに流される子が多い世の中、これはとても強いです。

同調力はないかもしれませんが、同調させるカリスマ性を秘めています。

ブレやすい人から見ると、到底手が届かないような能力です。

その信念が強くて正しかったり、優しかったりすれば、いずれ周りに認められて人が集まってくるでしょう。

 

(2)成功を求めて努力できる!

自信は何もないところからは生まれてきません。

努力したり、褒められたりした過去があるからプライドを高く保てるのです。

そしてそのプライドを守るため、さらに頑張れるのが良いところです。

負けず嫌いなので、勝つための努力を惜しみません。

 

(3)劣等感や弱い自分も知っているため、人に優しくできる!

プライドが高いというと、嫌われたりするイメージかもしれません。

実際にそういうこともあるでしょう。

でも実はプライドの高さに隠している劣等感や弱い気持ちを知っている、または抱えているため、人に優しくすることができるんです。

弱さを知らない人は弱い人のことが理解できませんからね。

<不登校の子はプライドが高い?> 不登校になってしまったら・・

プライドが高いと不登校になりやすいこと。

でもその性格はデメリットだけではなく、ちゃんと良い所もあること。

それらを踏まえた上で、不登校にしたくない親が子どもにできることは何なのでしょう?

プライドが高い子は弁が立ちます。

つまり、賢かったり、知識を持っています。

でもその反面頭でっかちで、失敗をとても怖がっています。

だから口で何か言って、即納得させたり学校へ行かせるのは難しいです。

不登校というのは、本人にとっては不名誉極まりないもの。

親が思っているより、プライドが高い分、実は自分にすごくガッカリしています。

本当は学校に行きたい。みんなと同じように当たり前のように行きたいんです。

でも行けない。

そんな自分が許せないし、本当は抜け出したいと思っています。

プライドが高い子は子ども扱いされることにとても敏感です。

だから親と子ども、ではなく、一人の人間として対話してください。

「どういう状態なら学校へ行けると思う?考えを聞かせてほしい」と。

ここで「一緒に考えてあげるから」「ちゃんと先生に言ってあげるからね」などと親から言っては絶対にダメですよ。

子ども扱いされるとプライドが高い子はカチンときます。

不登校を抜け出すどころか、引きこもりになってしまいます。

こうしたいという思いがあれば、それに協力すればいいですし、「わからない…」と言えば、「じゃあ全部あなたの思いのままにできるとしたら、どういう状態なら学校に行けそう?」と聞いてみてください。

自分できっと考えてくれます。

そしてそこでもわからなければ、「一緒に考えよっか」と考えてあげればいいのです。

まとめ

・不登校になりやすいのは、頑張り屋さん・真面目・完璧主義・気弱な子

・プライドが高い=実は不登校になりやすい性格

・プライドが高い子は、信念が強く努力できて実は優しい子

・抜け出すためには、その手立てをまず自分で考えさせる

子どもは子どもですから、口を出したくなる気持ちもわかります。

でも、一番の理解者であろうとするあまり同調しすぎると、不登校から抜け出せなくなってしまいます。

親が親らしく、大きく構えてあたたかく見守り、接していけば、抜けだせる日が来ますよ!!

ファイトです!!

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