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いじめは絶対なくならない・・ その理由と被害者を救う道は!

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いつの時代でも、いじめが根絶されたという話を耳にした事はありません。

絶対に良くない事であるとは誰もが分かっているはずなのに、ニュースでもいじめにまつわる悲しい話題が絶えませんよね。

「いじめは…絶対になくらない」

そんな言葉をどこかで、誰かしらから聞いた事はありませんか?

もちろん、そう発言する人がいじめを正当化しているわけではありませんし、かつての学生時代にいじめの加害者や被害者だったというわけでもありません。

私の知っている人が嘆きながら言ったその言葉には、それなりの根拠はあるんです。

問題なのは、根本的にそういったものが根付いているのに対して、どうやって被害者を救うかという事。

今回はいじめの原因、それを根拠に被害者がいじめを受け続けない為に、という内容でお届けします。

 

※当ブログでは、以下記事も紹介しています。

https://richerlife7.com/3062/

<いじめは絶対なくならない・・> いじめの根拠に迫る

いじめという行動は、元を辿れば「生き物の本能」に繋がる…と聞いた事があります。

本来、自分と反りが合わないのであれば、必要以上に関わりを持たなければ済むというのに、どうしてか奈落の底に落とすまで攻撃を続けますよね。

学校で言えば、相手が不登校になるまで徹底的にいじめる、でしょうか。

その根本には、動物を含め生き物達が生き残るためには邪魔なものは排除する、という本能的なものがあるそうなのです。

動物の中では、オスを例に挙げれば、自分の子孫を残す為にはメスが必要。

既にそのメスが他のオスとの間で、子を産んでいたとしたら、その子を居なくすれば自分の子孫を産んでもらえるチャンスと思い、それを実際にやり遂げてしまうのです。

人間の世界とはまた別ですが、私達の中における「いじめ」という行動にも良い血筋を残したいという本能が絡んでいるとも言われています。

1つの例として、学生時代の悪口などのいじめには、異性に絡む事が理由というのが多くありませんでしたか?

動物のように体当たりで戦い、決着をつける事をしなくても良い私達は、上辺では子孫繁栄の事など頭にはありません。

しかし、異性に自分の価値を見せる為に、格下の存在を作り、それを周囲に知らしめる事が、いじりやいじめに繋がっているとも言えます。

10代は、どうしても内面よりも外面で人を判断してしまう性質がありますから、異性からの好印象を得る為に、誰かを蹴落としているのかもしれません。

人見知りや物静かであるという個人の性格をクスクスと笑う材料にし、自然体でいる容姿をダサイと勝手な物差しで測る事のように。

そして、格下を作っておくと、「あの子に睨まれると…まずい」と他の同性に思わせる事が出来ますから、その結果ライバルを蹴落とし、自分が狙っている異性にアタックさせずに済む事へも繋がっていますよね。

当然、そのような異性絡みだけではなく、性格の不一致が引き金の場合もあります。

人によって性格は違いますから、その性格の合う合わないというのは生きていく上で仕方がありません。

いじめが絶対になくならない事というのは、野生動物達が生き残りをかける為に行う最終手段に近いものと私は思います。

その最終手段を、1番能力のある生き物であると言われている人間達は、ささいな事に対しても簡単に使ってしまっているのではないでしょうか。

<いじめは絶対なくならない・・> 被害者を救うには?

いじめの奥底に秘めているのは、生まれ持った本能。

そうは言われても…いじめられる方は、それを黙って受け入れられるわけはありません。

社会に出てからもいじめというのはゼロではありませんが、多くの大人達は、同僚の中に性格が合わない人が居ても、仕事上の最低限の関わりを持つと割り切っている人が多いです。

しかし、学生時代の学校という場所はグループ行動が多い。

クラスというものが既に1つのグループですよね。

そして、席替えや行事や、授業によっては班が必要な場合もあります。

学校は共同生活を学ぶ、というのが根本にありますが、勝気な性格と弱い性格という気の合わない人を同じグループにしてしまえば、いじめに繋がるリスクは高いと思うのです。

私の時代は、くじ引きで席替えをする事や、修学旅行などの班決めは自由に組めましたが、今どきの席替えは、身内の教師達が「自由に組ませるなんて、ダメだよ!モメてしまって大変」と言うように先生が全て配置を決めているそうです。

修学旅行の班というのも、先生がバランス良く決めているそうですよ。

仲間はずれやいじめが生まれないように、学校の先生達も出来る限りの対策は練っているようですが…

いじめが犯罪という法律が出来てくれない限り、共同生活の場からいじめを一掃する事は厳しい。

いじめの加害者から被害者を救うには、自ら「正義ある不登校を選ぶ」という選択肢も私はありだと思っています!

もし、自分の子供達がいじめに合った時には、保健室登校が出来るようであれば、そういった形でも良いですが、加害者が待っているクラスという場所には行かせたくはありません。

中学校までは義務教育ですから、行かなくとも卒業は出来ます。

真っ当な理由がある場合の不登校卒業は、全く恥ずかしい事とは思わないので、中学校まではフリースクールに通わせ、高校は通信制を選ぶという選択も考えます。

高校生で不登校になった場合にも「高卒認定試験」を受ける事で、大学などの次のステップを目指す道なりがありますから、親としてはそういった助言を子供に伝えたいです。

何より、学校の世界だけが全てと思いこんでしまい、うつ病のような心の病が悪化してしまう事だけは避けたい。

働き方においても、オフィスに通うスタイル以外にも、フリーランスのようなスタイルもあるわけです。

いじめが絶対になくならないのであれば、その「いじめ空間から、引っ張り出してあげる事」が被害者を救う道と、私は思います。

まとめ

・いじめの根本には「生き物としての本能」が秘めている

・いじめの被害者は正々堂々と「行かない選択」を選んでも間違いではない

本能としていじめが根付いてるから絶対になくならない。

その事をいじめの口実と使う事や正当化する理由へは全く繋がりません。

加害者が消えない分、同時に被害者もゼロとはならないという事。

「学校を休む判断」は迷ってしまうかもしれませんが、その判断は恥ずかしい事でも悪い事でもありませんよ。

1つの突破口として頭に入れておいて下さいね^^

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