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洗濯機を外に… 雪が降っても大丈夫なの?

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引越し先のお部屋の洗濯機置き場が室外になっていると、初めての方は色々と心配になるかもしれません。

「故障しないかな?」

「雨や雪が降っても平気なのかな?」と。

ちなみに私が2年くらい東京に住んでいたとき、初めて外に洗濯機を置くことになったのですが、全く平気でした。

屋根がなくて雨にめちゃくちゃ降られていましたが、洗濯機カバーを利用せず、特に手入れもせず放置していても、問題なく動いてくれました

(さすがに劣化は早まったと思いますが……)

よっぽどのことがない限り、雨については心配しなくても大丈夫です。

洗濯機が汚れるのが嫌であれば、ホームセンターで売っている洗濯機カバーを活用しましょう。

一方で、雪や寒さには気をつけた方がいいところがあります。

本記事では、初めて洗濯機を室外に置くことになって心配している方が、注意すべきポイントについてまとめましたので、ぜひご覧ください。

 

※当ブログでは、以下記事も紹介しています。

冬に冷凍庫が冷えない! 4つの理由と素人でも可能な対処法

<洗濯機が外、雪はどう?>埃による火災に注意

コンセントの差込口には雨よけのカバーがついていることがほとんどですので、そこまで心配する必要はありません。

電気系統はよっぽどのことがない限りトラブルは起きないでしょう。

しかし、室外ということもあり差込口に埃がたまることがあるので、それが発火元となって火事に繋がる心配はあります。

コンセントの差込口の近くに燃えやすい物を置かないように、注意はしておくべきですね。

<洗濯機が外、雪はどう?>地域によっては凍結の恐れ

気をつけるべきは「凍結」です。

雪に降られるだけならば、雨と同様で問題はありませんが、甲信越や東北、北海道などの寒冷地では(寒冷地以外でも寒波があれば)凍結する恐れがありますので、注意しなければなりません。

給水ホース、洗濯機本体、排水ホースのどこかが凍結してしまうのです。

洗濯機から話は逸れてしまいますが、寒冷地に馴染みのない方はまず「水道管の凍結」について知っておきましょう。

気温がマイナス4度を下回ると、水道管が凍結する可能性が高まります。

水道管の中に水が残ったままだと凍結して水が使えなくなったり、水道管が破損してしまいます。

ですので、「水抜き」と言って、止水栓を閉めた上で蛇口を解放して、水道管の中の水を抜いてしまわなければなりません。

詳しいやり方については、仙台市水道局のページに詳しく書いてありますので、そちらを参考にしてください。

おおよそ寒冷地の水道管には、凍結防止のために保温テープが巻かれていたり、ヒーターが取り付けられています。

しかし、洗濯機についてはこれといった防寒対策がなされていないことがほとんどです。

次のような方法で対策しましょう。

<洗濯機が外、雪はどう?>洗濯機の水抜き

洗濯機を普通に使っているままだと、洗濯機本体の中に水が残っている状態です。

それでは、水道管の凍結と同じように、洗濯機の中身が凍ってしまいます。

それを防ぐために、気温がマイナス4度を下回る見込みがあれば、以下の手順で洗濯機の水抜きをしておきましょう。

手順1:給水の蛇口を閉じ、給水ホースを外す(水が出るので注意)

手順2:中身が空の状態で電源を入れてスタートを押す

手順3:洗濯機の中の水が洗濯槽に移ったら、電源を切る

手順4:再度電源を入れ、脱水をする

なお、洗濯機まわりの水道管に「凍結防止ヒーター」を取り付けておくとさらに安心です。

万が一、水道管が凍結、破損して修理代を払うことを考えると、高くはない買い物です。

<洗濯機が外、雪はどう?>凍結したときの対処法

万が一凍結してしまった場合は、慎重に氷を溶かしましょう。

凍ったホースを雑に扱ったり、熱湯で急に溶かすと破損しますので、ご注意ください。

水道管が凍結した場合には、タオルを巻いて40度くらいのお湯をゆっくりかけて溶かしましょう。もしくは、ドライヤーでタオルの上から弱風で温めましょう

給水ホースが凍結した場合は、慎重に取り外して40度くらいのお湯に浸けて、ゆっくり時間をかけて溶かしましょう。

排水ホースが凍結した場合は、取り外しが難しいこともありますから、ドライヤーの熱を間接的に当てて、ゆっくり溶かしましょう。

本体が凍結した場合は、洗濯槽に40度くらいのお湯を張り、しばらく時間を置きましょう。

いずれの方法も、「急激に熱さない」ということを必ず念頭に置いてから行ってください。

まとめ

・雨による電気系統の心配はあまりないが、埃による火事に注意

・雪自体は問題ないが、寒さによりホースや本体が凍結する恐れはある

・凍結を防止するためには、水抜きが大事

・凍ってしまっても、急激に温めないこと、少しずつ温めること

寒冷地に初めて行く場合や、寒波が訪れる場合は特に注意しましょう。

洗濯機が使えなくなると焦りますし、「着る服がない」という事態に陥ってしまいますから、事前に凍結を防ぐ策を講じておきましょうね!

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