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温泉で外国人に絶対教えたいマナーの4つ

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東京オリンピックもどんどん近づいてきており、これから日本にはたくさんの外国人観光客がくることになります。

日本らしい観光地はもちろんですが、温泉も日本らしい文化の一つということで人気があります。

しかし、その反面トラブルも増えています。

「タトゥーがあるけど入りたい」「水着で入りたい、裸は嫌」など文化の違いにより、嫌な思いをしたりされたりすることも

せっかくの日本の美しい文化を伝えるにはどういうことに気をつけたらいいんでしょうか?

今回はそんな外国人が温泉に入る時のマナーをまとめてみました。

 

※当ブログでは、以下記事も紹介しています。

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<温泉で外国人にマナーを!>タトゥーはまだまだNG

温泉でNGと言えば、日本人ならまず思い浮かぶのが入れ墨(タトゥー)ではないでしょうか。

日本で入れ墨と言えば、暴力団関係者のイメージですし、実際に見るとやはり怖いものです。

ガラッと浴場に入って、入れ墨が目に入ると「うわっ!!」と思いますよね。

入れ墨=悪い人ではないのですが、ギョッとしてしまうことも確かです。

他の利用者に威圧感・不快感を与えてしまうこともあり、日本では入れ墨をいれた人は温泉には入れない施設が多いです。

しかし、外国では一般人が、オシャレや文化、または宗教上の理由でタトゥーを入れる人もかなりいます。

そんな外国人観光客が温泉施設に入ろうとするとどうなるのか?

やっぱり…無碍なく断られます。

ですので、大浴場では入浴は難しいです。

しかし貸し切り温泉や家族風呂のある施設ならば、人目につかないので入浴OKとする施設もあります。

ただこれも全部の施設がOKというわけではないので、事前に電話やメールで確認してからだと、気持ちよく入浴できますね。

大型リゾート施設の星野リゾートでは、「タトゥーがあってもカバーシールで隠せるならOK」と打ち出してますし、NGではないグレーゾーンな温泉施設も少ないながら探せばあります。

<温泉で外国人にマナーを!>水着はNG

見知らぬ人たちの前で裸になることに抵抗がある外国人は多いです。

海外にもスパ(海外での温泉)があるのですが、こちらはほぼ水着着用です。

そのため、裸での温泉を嫌がる、躊躇する方もいるわけです。

だからといって「じゃあ水着を着ていいよ」とはならないので、温泉に浸かる直前まではタオルで隠すなどの対処法しかありません。

でも、せっかくの異文化です

日本の温泉文化、ぜひ裸の付き合いを楽しんでほしいですね。

裸だからこその解放感は初めこそ恥ずかしいでしょうが、案外慣れたらクセになるかもしれませんよ!

<温泉で外国人にマナーを!>温泉に入るまでの5工程

1.まず、洗い場で体をきれいに洗うこと

汚れた体で温泉に入ると、温泉が汚れてしまいます。

2.次に足先から頭まで、すこしずつ掛け湯をして熱さに慣らしていく

外国人は熱いお湯に浸かる文化がありません。しっかり慣らしていくことが大事です。

3.その後静かに入浴

間違ってもダイブしたり、奇声を上げないよう気をつけること。

温泉初めての外国人は興奮しがちなので、気をつけるように。

4.入ったら体や手足をゆっくり動かし全身浴

バシャバシャ泳ぐのはNGですよ、体をリラックスして解放してあげましょう。

5.温浴効果を逃さないため、湯上りは流さない

そのままタオルでやさしく水分を拭き取りましょう。

入るのにそんな細かい手順が必要なのか?と思われるかもしれませんが「郷に入っては郷に従え」です。

この手順で、安心して温泉に臨んでもらいましょう!

<温泉で外国人にマナーを!>タオルのあれこれポイント

温泉においてタオルは必須アイテムです。

外国人がやりがちなのは、温泉の中にタオルをつけてしまうこと

ついつい温泉の中に入れたくなりますが、我慢!

タオルの布くずがお湯の中に入ってしまいます。

衛生的にもよくありません。

冷たい水で濡らしたタオルを、頭の上に乗せるとのぼせ防止になります。

温泉はのぼせやすいので、ぜひ覚えておいてほしいです。

逆に冬の露天風呂なんかは周りが冷えているので、温めたタオルを乗せるといいですよ。

脱衣所へ入る前には必ず体の水分をふき取るのもマナーです。

たまにいますよね、同じ日本人でも、「脱衣所の足マットで拭くからいいや~」的な人が。

脱衣所の扉を開ける前に、しっかり体の水気は拭き取りましょう。

ちなみに、温泉で売っているタオルですが、温泉の名前や施設名が書かれていることがありますよね。

家に帰っても、「あ~、あの時の景色よかったな」「あの広い解放感、また味わいたいな~」なんて思い返すきっかけになるアイテムなのでぜひゲットしてもらいたいです!!

まとめ

・入れ墨(タトゥー)があるなら貸し切り系温泉か、カバーシール

・恥ずかしくても水着はNG

・入浴は5工程を押さえて。温泉に入るための儀式

・タオルは唯一であり必須の温泉アイテム!

細かいマナーもありますが、せっかく来てくれた外国人の方たちにぜひ温泉の良さを知ってほしいです。

全裸で入る温泉の解放感、そして各温泉の効果を知り、健康に。

マナーを守って、みんなが気持ちよく入れる温泉になるといいですね。

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