将来のための貯蓄や現在の収入では生活が苦しいので生活レベルを下げようと思っている人もいますよね。自分一人だったら生活レベルを下げることはできますが、妻が・・・という人も多いと思います。
実際私も、お金のことで妻と言い争いをしたことが何度かあります。結婚して一番問題になるのがお金に対する価値観だと思っています。性格は付き合っているときからわかっていますが、財布が一緒にならないと妻のお金に対する価値観はわかりにくいことが多いです。
なにも妻を困らせたくて生活レベルを下げようとしているわけではありません。
旦那は妻を満足させられる収入が無い自分を情けなく、妻に申し訳ないと思いながらも、生活レベルを下げるように妻に話をしています。
生活レベルを下げるのにはやむを得ない理由があるのです。しかしそれを妻に説明しても妻には生活レベルを下げることができない・・・
私の経験談を交えながら、妻が生活レベルを下げられない理由と解決法として考えられることを紹介したいと思います。
これを読むことによって同じようなことで困っている旦那さんの参考になってくれたらよいと思います。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
〈生活レベル下げてやるぜ、妻よ〉妻の実家が裕福なら話し合いが大切
これが一番大きいのかもしれません。しかもこればっかりはどうしようもないのかもしれませんね。
妻の実家が裕福でさらに甘やかされて育てられていたら生活レベルを下げることは難しいのだと思います。
産まれた時から贅沢な生活しかしていないわけですから、結婚して生活レベルを突然下げるなんて無理ですよね。切り詰めて生活をしないといけないことなど想像すらしたことがないのかもしれないですから。
実家がそれほど裕福ではなくても甘やかされて育てられてきたら生活レベルを下げることは難しいかもしれないですね。
私の妻の実家はそれほど裕福という感じではありませんが、甘やかされて育てられていて結婚当初は金銭感覚がおかしかったです。そのためかなり話し合いしました。今ではずいぶんましにはなったのですが、それでもお金遣いの荒さはなおっていません。
私が妻の金銭感覚を少しでも改善させようと思い行ったことは・・・
妻の言い分も聞いたうえできちんと話すということです。
何度もしつこく話すと妻もいい気分がしないと思うので、妻の言い分はしっかり理解したうえで優しく話して私の言っていることを理解してもらうように努力しました。
話すときはきちんとある程度時間をかけて話し、それ以外のときは何も言わないようにしました。
気を付けて欲しいことは、小言のように注意しないほうがよいということです。
ことあるごとに注意されているような言い方をされると言われた内容よりも、「また言ってるよ!」と言われたという事実だけを受け取ってしまい逆効果になる可能性があるからです。
〈生活レベル下げてやるぜ、妻よ〉独身気分が抜けないならこちらの考え方を変える
結婚したのに独身気分が抜けずに結婚する前と同じように洋服を買ったり化粧品を買ったりしてお金を使っているひといますよね。
共働きで結婚しても収入が変わらない場合はまだよいのかもしれませんが、専業主婦になって収入が減ってもそれをされたら困ります。
しかも、子供のために貯金をしておいた方がいいので、今の生活を維持できているだけではダメなのです。独身の時は貯金をしないで全て使ってしまってもよかったのかもしれませんが結婚したらその考え方は改めてもらわないと困ります。
結婚したら独身のときと同じようには生活ができないということをわかってもらえないと困るのです。
子供が産まれたり結婚して何年もたったりすれば自然と変わってくるのかもしれませんが、子供が大きくなる前に貯蓄をしておきたいですよね。
しかし、旦那さんの方の考え方を変えると妻の独身気分が抜けないことも許せるようになると思います。
妻が専業主婦になって所帯じみてしまって老けてしまうのは旦那さんとしても嫌なひとが多いと思います。
妻が化粧品を買ったり洋服を買ったりしておしゃれで若くきれでいようとするのは旦那さんにとっても嬉しいことですよね?
あまりにも洋服や美容のことでお金を使ってしまう場合でも、頭から注意したりせずに、「高い化粧品を使わなくてももう十分きれいだから買う必要ないよ」と相手を褒めてできるだけ妻が自分からお金を使わない気持ちになってもらうようにした方がよいでしょう。
お金のことで言い争いになると後に引きずって嫌な気分になりますからね。
〈生活レベル下げてやるぜ、妻よ〉友人の影響ならお財布を管理してしまう
友人との交際費などでお金遣いが荒くなっている場合も多いのではないかと思います。
高校生時代からの友人が開業している医師など高給取りと結婚してお金遣いが荒くなり、交際していくにはこちらもお金を使わざるを得ないということなどもあるでしょう。
そのような友人とは付き合うのをやめて欲しいとも言いづらく・・・
少し寂しい考え方だとは思いますが、結局は自分と似たような環境のひとでないと長い間付き合いを続けていくということは難しいと私は思っています。
同じようにお金を使っていても相手はお金の余裕があり無理をしていなく、こちらは無理して同じようにお金を使っているので徐々に気持ちの上でも距離ができてくると思います。
学生時代にも、自分はよい大学に合格したいので1~2年間一生懸命勉強しないといけない状況の時に、高校にもろくに行かないで毎日遊んでいる人とは友人になるのは難しいですよね?
それと同じようなことだと思います。
まだお互いが独身の時は経済的にも似ていて、付き合いやすい環境だったと思いますが、結婚してお互いの環境が変わったら付き合いやすい環境ではなくなったのです。しばらくはそのような友人とも引き続き付き合っていくとは思いますが、徐々に疎遠になっていくでしょう。
友人もお金に余裕があるわけではないのに、見栄を張りたくてお互いお金遣いが荒くなっているのだとしたら困ったものですが・・・
友人関係の付き合いでお金を使ってしまう場合は、旦那さんがお金を管理してしまうのも一つの方法だと思います。
旦那さんの負担は増えてしまいますが、毎月5万円とか決まった額のお小遣いを妻に渡し、生活費などほぼすべてを旦那さんが支払いをするのです。
しかし、お小遣い制を納得してもらうにはきちんと話し合いをして妻が納得するお小遣い額も決めないとないといけません。
無理矢理お小遣い制を決めたり、旦那さんが勝手に決めたお小遣い額にしたりしたら妻は反発するだけですから。
まとめ
・生まれ育った環境の違いで金銭感覚が違う場合は、しっかりと話し合う
・独身気分で生活している妻には、きれいでいることを褒めてあげる
・経済事情がかけ離れた友人との付き合いでお金遣いが荒い妻なら、財布を管理する
妻のお金遣いの荒さに不満をもっているひとにわかって欲しい事は、全て妻が悪いというわけではないということです。
生まれ育った環境によって、普通に考えると無駄遣いに見えることも妻には当たり前のことだと思って何十年も生活してきたのです。
友人関係にしても、結婚前からの友人と結婚したからといって突然付き合いをやめるということは難しいでしょう。妻には妻の言い分があるのです。
このような問題は簡単に解決することは難しいでしょう。いずれの場合にしても妻の言い分を理解したうえで、時間をかけて話し合うことが大切です。
あなたが誠実に気持ちを伝えようとしたら、時間はかかるかもしれませんがきっと妻もわかってくれる日がくると思います。
逆効果になる可能性が高いので、間違っても怒鳴ったりしつこく一方的に注意したりはしないほうがよいです。