電車に毎朝乗る人にとって通勤ラッシュはとても辛いですね。特に込み合う駅であれば、押し問答用になってしまいがちです。
通勤じゃなくても、朝早くから出かければいけない場合、平日だと通勤ラッシュの時間とかぶってしまうこともあります。
朝から気持ち良く電車を利用したいけど、中々難しいです。
電車じゃなくても車なんかでも朝は込み合います。
憂鬱になりがちな通勤ラッシュが回避できたらどんなに良いことか!
今回は、一般的な通勤ラッシュ回避方法と、最後に東京圏の方に参考となる路線別の混雑時間帯/区間をご紹介します!
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<通勤ラッシュの回避>回避方法その1
通勤ラッシュを回避する方法の一つに、会社近くに住むことがあげられます。
これができたらかなり便利ですね。徒歩圏内の場所に住めればさらにいい。
何十分もの渋滞や人ごみに揉まれることもありませんし、朝はゆったりと自分だけの時間が過ごせそうです。
会社近くに良い物件があれば、ぜひとも試してみたいものです。
あるいはバスや自転車で通学できる範囲でもいいかも。道路状況にもよってはきますが、これも回避できる方法の一つです。
自転車ならば自分のペースで行けますし、バスならばそこまで遠くの家にはならないでしょう。
ただし、バスは時間に気を付けなければいけません。
電車と違って時間通りに来るとは限りませんし、朝の混雑状況によっては遅れてしまう可能性もあります。
そう考えると、遅刻するよりは電車などの方がいいかもしれませんね。
<通勤ラッシュの回避>回避方法その2
朝から電車や車に乗るのって大変ですね。
自分が勤めている会社がどんな働き方を採用しているのかを把握することも大事です。
たとえば、在宅ワークが可能な職種ならば週に何回かは在宅ワークできるとか聞いてみるのもいいでしょう。
流石に毎日は無理でも週に何回かだけでも自宅での作業なら効率も上がりそうです。
ただし、自宅で働くとなるとすべて自己判断での動きにもなりますし、休みや業務終了時間も自分で決めなければいけない点、注意が必要です。
最近は自宅と会社両方での仕事ができる企業も増えていますので、転職などの際にそうした基準で選んでみるのもいいかもしれません。
多様な働き方が認められつつある世の中です。自分に合ったライフスタイルを選ぶことは重要ですよ。
<通勤ラッシュの回避>回避方法その3
人ごみに揉まれるのがどうしても嫌な方は、通勤ラッシュの一時間前に家を出てみてはどうでしょう。
通勤ラッシュは朝の7時半~9時頃までと言われています。7時前に電車に乗ればそこまで混雑はしていません。
確かに朝早くなり、寝不足になってしまうかもしれませんが、会社近くの喫茶店などで優雅に朝食をとってみてはどうでしょう?
一時間が無理なら三十分だけでもやってみましょう。人がいない時間帯ですので、のびのびとした気分になれるかもしれません。
座席にもゆったり座れますので、試してみる価値はあります。
<通勤ラッシュの回避>首都圏の通勤ラッシュの時間帯
通勤ラッシュが世界一過酷なのは東京圏だと言われています。
JRは定期的に通勤ラッシュの混雑率を発表しています。
東京圏…163%
大阪圏…125%
名古屋圏…131%
こうしてもみても、やはり東京都が一番混雑率が高いですね。
ちなみに混雑率の目安は以下。
100% … 定員乗車(座席につくか、吊り革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる)。
150% … 広げて楽に新聞を読める。
180% … 折りたたむなど無理をすれば新聞を読める。
200% … 体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。
250% … 電車がゆれるたびに体が斜めになって身動きができず、手も動かせない。
次に、東京圏の各路線の、通勤ラッシュの混雑率を詳しく見てみましょう。
・東京地下鉄東西線…199%
・JR東日本総武緩行線…197%
・JR東日本横須賀線…196%
・JR東日本南武線…189%
・JR東日本東海道線…187%
・東京都日暮里舎人ライナー…187%
・JR東日本京浜東北線…186%
・JR東日本埼京線…185%
・東急田園都市線…185%
・JR東日本中央快速線…184%
・JR東日本総武快速線…181%
首都圏内で他県から東京へ行く際の路線はどれも180%を超えていますね!
これでは通勤ラッシュはほとほと嫌になってしまいます…
通勤ラッシュのピーク時間は7時から9時頃です。ほとんどの企業が9時が業務開始ということで、大体始業の二時間前ですね。その中でも最ピーク時と呼ばれているのは8時頃。
8時頃は首都圏の交通網が最も活発化する時間帯でもあり、東京圏でも一番利用客の多いと言われている新宿駅や池袋駅で人がごった返す時間です。
ではこの最ピーク時の8時に混雑が最も過酷な路線/区間はどこでしょうか?ご紹介します。
【総武線緩行…錦糸町駅~両国駅】
この区間の通勤ラッシュは7時半~8時半ですが、各駅停車のため、人の出入りが激しく、すぐに満員になってしまうということで有名です。
【小田急電鉄の小田原線…世田谷代田駅~下北沢駅】
下北沢駅では新宿駅や代々木駅へと乗り換えが可能ということもあって、こちらも混雑の激しい区間になります。
【南武線…武蔵中原駅~武蔵小杉駅】
こちらは東京都から神奈川県へと向かう区間。普通のJRは10両編成、山手線は13両編成であるにも関わらず、南武線は6両編成と車両が少ないことから、混雑しやすいです。
以上、各路線とも混雑解消のためのダイヤ改正が定期的に行われてますが、混雑緩和には至っていません。どの区間も混雑率180%を超えると言われています。
乗る路線・区間・時間帯を変えてみましょう。特に東京メトロは路線によって混雑のばらつきがあり、乗る駅によっても混雑のピーク時間帯が違ってますので、遠回りでも比較的空いてるルートを検討するとは誰にでも可能です。
自宅の最寄駅のみならず数駅隣の駅がどの路線を通しているのかを一度調べてみるといいかもしれません。
多少離れた駅でも自転車で行けますし、そこから比較的空いてるルートが見つかったのなら、即実行です。
電車の乗り換えが不便ならば、会社の最寄りより手前で降りて歩く、自転車に乗り換える。
ずっと立ちっぱなしでは会社につく前に疲れてしまいますし、歩いたほうが体力もつきます。
また、電車だけではなく、バスなども視野に入れてみると回避できるかもしれません。
まとめ
通勤ラッシュの回避方法をご紹介しました。
・会社近くに住む
・週に何回かは在宅ワーク
・通勤ラッシュの1時間前に自宅を出発
・徒歩や自転車を併用し、最寄駅や乗り換えににこだわらない
以上を実践してみるとかなり変わってきます。
意外と簡単に通勤ラッシュの苦痛は緩和できるんです。是非、実践してみてください。