12月28日から1月4日、この辺りが日本に住む多くの人達にとっての「年末年始」と呼ばれる休暇でしょうか。
その期間、今年の終わりから、新年の始まりという間の食卓というのは、1年の中で1番豪華となるような気もします。
最初は宴(うたげ)のような食卓の上の豪華さに嬉しくなりつつも、それが数日続くとなれば「おせち料理に飽きた…」という声も入って来ますよね。
個人的には、手作りであれ、注文であれ、メニューが「これぞおせち料理というもの!」という、ワンパターン化してしまっている事が飽きに繋がっているのかな、と思ったりもします。
なかには、そもそも「おせち料理が嫌い」という人も居るのでしょう。
近くに良い例があり、私の旦那のお兄さんというのがお正月の定番「御雑煮が嫌い」というタイプだったりもします。
私の中では「…御雑煮のどこを嫌う所があるのだろう?」と思う本音なのですが、その事があって旦那の実家ではお正月に御雑煮が出ません(笑)。
私はお餅が好きですし、自分の実家では「あんこ・お雑煮」のどっちもが並ぶのが定番なので、ちょっとしたギャップというものを初めは感じましたね。
身を持って知りましたが、生まれ育った環境というのが違えば常識も違うんですよね。
なので、あなたの常識と結婚した旦那さんの常識が一致しなくとも、なんら不思議ではありません。
今回は、そんなお正月のお話。
「私の旦那は、おせちが嫌い!」というテーマを設け、では、そのような相手とはお正月をどう過ごそう?という内容でお届けします。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<旦那がおせち嫌い・・> おせち嫌いな人はお正月をどう過ごすのか
先程も言った通り、私の旦那の実家ではお正月にお餅メニューが出ない。
そして、「あんこ餅」すらも出ないのです。
「お雑煮」という単体で嫌いかと思えば、「お餅」がそもそも嫌いという事で、田舎の長男制度でしょうか、お正月に一切お餅が出ない食卓なのです。
何かお餅に対するトラウマでもあるのだろうか、と不思議ですよね。
例えば小さい時に咽にお餅を詰まらせそうになった、とか。
いつかのお正月の時「ごめんねえ、うちの兄ちゃんはお餅が嫌いでねえ」と、お義母さんがコソっと言ってくれた時があったんです。
その時、これは旦那も知らない不思議を晴らす機会!と思い、それとなく探ってみたのです。
しかし、結果的に、具体的なトラウマというのは全く無かったんですよ。
つまり、私の中の餅ミステリーというのは解決されず、未だに謎なまま。
さて、ちょっと冗談を言いすぎてしまいましたが、結婚した旦那さんが「おせち料理」を嫌いというタイプだとするのなら、まずは「旦那さんの育ち方」を知ることです。
あなたは「一般的なお正月」を過ごしてきたのかもしれません。
しかし、あなたの旦那さんは「変り種なお正月」という育ち方を過ごして来たのかもしれません。
私の第2の実家の例のように、お正月にお餅料理を食べない、という暗黙ルールがあったのかもしれませんし。
もしかしたら、あなたの知らない「○○家オリジナルおせち!」といったものがあるかもしれませんよ?
<旦那がおせち嫌い・・> 子供の教育を考えると…
2人きりの夫婦であれば、「あなたが旦那さんに合わせる」という事で、この問題は解決するのかもしれません。
しかし子供が生まれ、子育てが交わってくるとなれば「教育を考えると…」旦那の食べ物の好き嫌いをもって、おせち料理を作らないという判断をしてしまっても良いものか、と悩んでしまいますよね。
食育(しょくいく)も教育の1つですからね。
日本の文化であるお正月、極々一般的な和の心というものは、きちんと身に付けさせてあげたいですからね。
さっきの項でもちょっと書きましたが、そのような時には「我が家流オリジナルおせち!」というのを新たに作ってしまうのも1つだと思います。
皆が当たり前に「おせち」と言っても、全てを揃えようとすると実は30種類以上ものメニューになるそうで、家庭によっても蓋を開ければ中身は違かったりします。
言ってしまえば、私の中にもお正月の食卓に並ぶメニューの中に、「苦手」なものはあるんです。
子供の頃は「紅白かまぼこ・数の子・昆布巻き」というのが、あまり得意ではなく、食卓に並んだおせち料理の中から、それらを省いて他に好きなものを小皿に取って食べていましたね。
「きんぴら牛蒡・黒豆・金時豆・松前漬け・伊達巻・栗きんとん・お刺身」と、他に食べられるものも多かったので、おせちを嫌いと思った事はありませんでした。
きっと、旦那さんの口にも合うメニューというのも何かはあるはずです。
ネットで検索すると、おせち料理の種類を簡単に見れたりもするので、それを2人で一緒に見ながら「この中で好きなの何?」と聞き、それを知った上で我が家流のものを試みるのもありなのではないでしょうか。
<旦那がおせち嫌い・・> 時代と共に風習も変わっても悪くない
年末年始の休暇を利用して、海外に飛んでしまうという家庭も少なくはない今の時代。
無理に三が日の食卓をずっと、おせち料理で飾り続けなくとも良いような気もするんです。
三段重ねの御重のように豪華にせずとも、ワンプレートとに収まる「プチおせちプレート」のようにして、元旦だけおせちを並べるというのも良いと思うんです。
もっと言えば、カレーを食べたって良いのですし、ピザやパスタを食べたければそれでも良いはずです。
お正月バーレルというのも、とあるフライドチキンのお店では有名ですよね?
グローバルな世の中である今の時代、友人や知り合いとして、近くに母国が他にある人が居るとするのなら、「あなたの国のお正月メニューを教えて?」などと聞いてみたりと、視野を広げたお正月というのを食卓に広げてみるのも楽しいですよね。
子供が居るとしたら、日本のお正月だけではなく、他の国のお正月メニュー「おせち」のようなものを取り入れてみるのも良い食育となる気がしますよ。
まとめ
・まずは旦那さんの御実家お正月スタイルを知る!
・好みに合わせて、柔軟に!「我が家流おせち」を作ってみる
・グローバルに「おせち」を取り入れるのも1つ
あなたの旦那さんが、「おせち料理を嫌い」と言ったとしても、お正月が消えるわけではありません。
それに考え方を変えてみれば、お正月にキッチンで頑張って料理をしなくとも良い、という事にもなるので、悪い事ばかりでは無い気も(笑)?
そして、今まではそうであっても、あなたのおかげで「おせち料理が楽しみ」となる事だってあります。
まずは、「じゃあ、どんなお正月にしようか?」と話し合ってみる事が大切ですよ^^