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災害時のボランティアは注意が必要、「する・される」どっちにも!

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東日本大震災が起きてから…なんだか、ありとあらゆる場所で色々な災害が起こっている気が…してしまう。実は私の家族・親戚たちは東北にいて、そのトキの私も、まだ実家にいたので、あの震災を経験しているんですねー…。市内住みだから、まだ恵まれた方ではあったのだけれど…

青葉区(仙台駅)から泉区まで歩いたコト、季節外れの雪まで降って来たコト…その日は、一生忘れるコトはない。

そんな一つの災害のなかで、そういうトキに同じ被災者同士で助け合う他に、ボランティアの存在は「ありがたい」という感謝しかない。でもボランティアというのは、あくまでも「私たちが出来ないコトをプラスαで助けてくれている」という善意であって、される側も「丸っきり頼っちゃう」というのは違うかなって思う。

今回は、災害における「ボランティア」を「する人・される人」どっちもが注意しておきたいコトを書かせて下さい。

 

※当ブログでは、以下記事も紹介しています。

災害時に救助を待つ際の心得7点とは?

地震時の家or脱出、あなたが助かる為の2つの判断!

海水を飲み水に!? サバイバルの鉄則は?

<災害ボランティアの注意点>ボランティアをする側

被災地へ助けに向かう前に、重要なコト!ボランティアを「する側」の注意点から書きますね。

〔1〕
まずは、何をやるにも「行き当たりばったり」はNGですよね?きちんと、ボランティア要請の情報などが出されてから、窓口を通して登録してから参加するコト!気持ちだけで、来てしまいましたッ!…それは優しいコトだけど、混乱している被災地では迷惑になっちゃう。

〔2〕
自然災害という「天災」で起きた被災地ボランティア活動の為の「保険」というのがある!現地に行ってからじゃなくって、事前に登録して万が一に備えるコトも実は大事。

〔3〕
そして、「あなたにもあなたの家族がいる」というコト。災害の起きた場所は、地震ならまだまだ余震だったり、二次被害が起こりえる。なので、勝手に1人で決めずに、大事な人たちには緊急連絡先を伝えるコトを忘れずにッ。

〔4〕
更に…全てが「自己負担」!泊まる場所から食事、何もかもがボランティア側は自分で備えないといけない!被害に合われている方と同じように支援はしてもらえません…。なので、計画的に自分流のサバイバルセット?みたいなモノを準備しておきましょう。

〔5〕
被災地では、見えない所にケガの原因が潜んでいる!というコトで、常に作業着として、長袖・パンツの丈も長いものを着用。軍手だったり、マスク、帽子だったり、肌を直接的なケガからガードするフル装備は必須!それは夏であろうとも、半袖短パンなんかは…絶対NG!

〔6〕
そして、まず、「あなたの健康が第一」なのです。
申し込んでいたとしても…当日に体調が優れないことって、どんな時だってありえますよね?そんな時に、間違った正義感でそれを貫いちゃうと…現地で倒れてしまうかもしれない。そうしたら…かえって、迷惑になってしまうから、断念するコトも時には大事。

〔7〕
最後に、ボランティア活動にて、単独活動はNG!ちゃんとチームワーク、協調性を大事にして下さいね。

この7つの心得を持って、あなたが出来る範囲でやるコトが、大事。

<災害ボランティアの注意点>ボランティアをされる側

私も震災で、水もガスも電気も止まり、食料調達も難しい…という経験をしていて、電気復旧工事の為に遠く愛知の会社の方々が支援に来てくれたのを知って、本当に「ありがたいな」という感謝しかなかったんです。

そういう特別な作業なら、丸っきりお願いするしか…出来ないけれど、被災者側もボランティアさんを頼りっきりというか、少なくとも被災した時の私は「ボランティアが足りません」っていう他の被災者の言葉には違和感を覚えた…

ボランティアは「する側・される側」がパズルのピースを合わせる、みたいな?基本的には自分が出来るコトは自分でやるのがモットーで、それに手を添えて一緒にやってくれる「善意」あってのコト。手が届かない所に手を伸ばしてくれる、のような「+α」だと思うんです。

だって、ボランティアさんにも日々の生活があるのに、それを「無償・優しさ」だけでやってくれているので…「アレも、コレも」のように丸投げしたんじゃ…それは都合が良すぎるかな?と思う。なので、今は「今まで災害が起きたコトないから」という話は通じないという時代!そんな中で、平和な日常の中で、きちんと防災セットだったり、未来の自分へのボランティア(自分の身は自分で守る)で災害に備えるコトが必要!

まとめ

1. ボランティアは、しっかりと準備してこそ「あなたの力が発揮される」!

2. ボランティアされる側も、ある程度の備えは必要!

今は、明日の自分が「被災者」になりえる時代。そんな時代だからこそ、「する側・される側」どっちもの心構えは知っておいた方が良いですね。お互いが思いやりを持ってこそ、助けてもらう側から今度は助ける側に回りたいという、優しい輪が繋がっていきます。

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