2月に訪れるイベントと言えば、バレンタイン。本命や義理はもちろんですが、近頃はメジャーになってきた「友チョコ」。楽しみな人、憂鬱な人…色々いると思いますが、私は憂鬱派でした。なぜなら、お菓子作りが大の苦手だったからです。
購入するという最終手段もありますが、人数分となると、結構なお値段になってしまいます。すると、手作りで作るか!となるのですが、いつもどうしよう…と悩みのタネでした。
しかも毎年のことですから、「去年と一緒というのも味気ないかなぁ」「できれば誰とも被りたくない!」と苦手なりに考えていました。
今回は、そんなお菓子づくりが苦手な女子でも作れる、なおかつちょっと珍しい「栗」を使ったチョコレートをご紹介します!
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<栗のバレンタインチョコ>バレンタインに栗!?のきっかけ
栗の旬は9月~11月ごろ。バレンタインは2月。生の栗を使うには難しい季節ですよね。だからこそ、友達の誰とも被りにくいんです!
私がバレンタインチョコで初めて栗を使ったきっかけは、なんとお正月のおせちに入っていた「栗きんとん」。お菓子づくりが苦手なのに、ちょっと周りに差をつけたいな~と考えていた私は、これに目をつけました。
残っていた栗きんとんと、溶かした板チョコを混ぜて、100均で買った型(シリコンのもの)に流し込んで、あとは冷蔵庫で冷やし固めるだけ。型を抜くと出来上がりです。
ハート型やアニマル型などに入れると、それだけでも凝ったチョコに見えます。
思いつきで作ったきっかけの栗チョコ。味は想像通りでしたが、口の中でじっくり溶かしていくとそれぞれの甘みが混ざって意外と美味しかったです。
でもさすがにおせちの残りチョコを友達にあげるわけにもいかず、その年は普通の溶かし固めたチョコにデコレーションして配りました。
<栗のバレンタインチョコ>どんな栗がオススメ?
きっかけは栗きんとんでしたが、栗自体は大好きなので、これはいいな!と思いました。そこで、色々な栗とチョコ(ビター、スウィート、ホワイト)の相性を試してみることにしました。
まずは栗きんとんに一番近い「甘露煮」。皮はすべてむいてから、砂糖で煮るので、鮮やかな黄色にツヤっとした表面です。まさにスイーツという感じの甘さです。これだけでかなり甘いので、ビターチョコが意外と合いました!
次に渋皮付きで煮る「渋皮煮」。甘露煮とは違い、その名の通り渋皮(一番外のつるつるした鬼皮をむいた状態)のついたまま甘く煮てあるため、甘露煮より香ばしい感じです。舌触りは存在感があります。
あまりチョコ自体に合わなかったような…?ホワイトチョコは特に合わなかったです。甘すぎたのかな?
最後は小さいころおやつに食べたことがあった「甘栗」。コンビニでも買えるくらい簡単に手に入ります。甘さもぐんと控えめでパクパクいけちゃいます。これは意外と全種類、合いました。ただ、栗自体の甘みが強くないのでチョコの分量が多すぎると栗の良さが消えてしまいました。
というわけで、色々試した結果。
コンビニでも買える手軽さや、クセのない甘み、買いやすい価格、各チョコとの相性も含めて、総合的に「甘栗」に決定!
<栗のバレンタインチョコ>お菓子づくりが苦手な私がつくった甘栗チョコとは?
とにかく材料は少なく(安くあがりますし)、見た目が可愛く、簡単であること。友チョコは味の前に、見た目がかなり大事です。美味しければなお良しですね!
そこで私が考えたのが、甘栗のカラーディップチョコです!!
まず、ビター、ホワイト、ストロベリー(色が可愛いので採用しました)の3種類のチョコをそれぞれのボウルに溶かします。あとはそれに甘栗を2/3くらいつけて、あとは冷蔵庫で冷やし固めるだけです。
ビニール袋に入れた溶かしチョコの先をハサミで切れば、即席チョコペンになります。余ったチョコでニコニコやウインクなどを描いても、顔みたいで可愛かったです。
斜めやクルクル模様を描いても可愛いですし、カラースプレーをまぶしたりと、バリエーションは無限大です!
私はそれらをカラーや模様を色々組み合わせて、5個を1セットにして小袋にラッピングしました。トリュフ用のラッピングケースでも、大きさが近いので違和感なくおしゃれに見えます。
<栗のバレンタインチョコ>その他の甘栗チョコの簡単レシピ
レシピと言えるほどのものは作れないのですが、試したものはいくつかあります。
ブラウニーや、チョコクッキー、チョコクランチなどは、甘栗を粗めに刻んで混ぜて焼くだけ、冷やし固めるだけなので比較的簡単でオススメです。
特にチョコクランチは、コーンフレークと溶かしチョコ、粗く刻んだ甘栗を混ぜて好きな形で冷やし固めるだけなので、苦手さんや、ズボラさん、「もう時間がないよ~!」って人にもオススメです!
まとめ
1.ちょっと目立ちたいチョコに栗はオススメ!
2.手作りチョコに合わせるなら総合的に、甘栗がベスト
3.簡単可愛い甘栗チョコは、カラーディップで決まり!
4.クセがない甘さだからそのままでも刻んでもアレンジ可能
以前は憂鬱派だった私ですが、栗チョコをきっかけに色々試してみるうちに、「せっかくならちょっと変わった友チョコで、ワイワイ楽しんでみよう!」と楽しみな日に変わってきました。
バレンタインは愛の告白やチョコを好きな人に渡す日でもありますが、いまや友達との仲を深める楽しい美味しい日でもあります。友達の反応も、今回ご紹介したカラーディップみたいな変わりチョコの方が「おお~!」「すご~い!これ何?」「どうやって作ったの?」なんて話も弾みますよ!