夜寝るとき、窓を開けたままにしておくと、泥棒が入って来ないか心配ですよね。
私は以前、都内のアパートに住んでいたとき、部屋の全ての窓を全開にし、網戸だけで寝ていました。
今となると、「よく泥棒に遭わなかったなぁ」と思います。
現在では子どもと一緒に暮らしているため、そんなことはしなくなりましたけどね。
寝るときにエアコンをつけたままだと電気代がかかるし、そもそもエアコンをつけるほどの暑さや寒さではないときは、窓を開けて換気したくなるものです。
でも、それだと泥棒が入ってきそうで……
そんなジレンマに陥っているあなたにお勧めの防犯グッズがあるんです。
防犯グッズを利用することで万が一に備えておきましょう!
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<窓を開けて寝るための防犯グッズ>泥棒は住人が在宅中でも侵入
警察庁のデータによりますと、平成29年の住宅への侵入窃盗(建物に侵入し金品を盗む犯罪行為)の件数は37,023件です。
1日100件以上、日本のどこかのお家で侵入窃盗が行われているって結構怖いです。
泥棒というと、留守中を狙って侵入する「空き巣」を連想する方が多いかもしれませんが、住人が寝ている隙を見計らって侵入する「忍込み」と、住人が在宅中でもちょっとした隙を狙って侵入する「居空き」という手口があります。
侵入窃盗の手口全体のうち、空き巣は35.0%、忍込みは13.1%、居空きは2.6%となっており、住人が在宅中に侵入窃盗が行われることも、ある程度の割合で起こっているのです。
ですので、「泥棒は住人が居る間は来ないだろう」という甘い考えは通用せず、住人が居ても構わずに侵入してくる泥棒がたくさん存在するのです。
<窓を開けて寝るための防犯グッズ>侵入経路は「鍵のかかっていない窓から」
空き巣が住宅に忍び込むときの侵入経路は、窓が61.3%、表の玄関が33.8%です。
窓から侵入する割合が高いのです。
そして侵入の手段としては、ガラスを割って侵入する方法と、施錠されていないところを狙って侵入する方法のどちらかであることがほとんどです。
その一方、施錠された鍵を開けて侵入するケースはあまり多くありません。
注目すべきは、忍込みの場合は、施錠されていないことを理由とする侵入が7割〜9割を占めるということです。
つまりは、夜中に侵入する泥棒は、ガラスを割って侵入するよりも、窓の鍵がかかっていない住宅を狙って侵入するということなのです。
こういった日本の侵入窃盗のデータを見ると、換気をしたいからといって窓を開けたままにして寝てしまうと、泥棒に入られてもおかしくないことがわかります。
以下のようなグッズを活用してしっかり対策しましょう。
<窓を開けて寝るための防犯グッズ>①補助錠
手軽に設置できる防犯グッズとして、窓の補助錠があります。
ガードロックサッシ窓用補助錠ガードマン
これらは1000円もしないですので、気軽に取り付けられます。
窓に取り付けることによって、人が通れないほどの幅しか窓が開かないようにすることができます。外出時の2重ロックとして使うこともできます。
ただし、窓のタイプによっては商品が噛み合わなかったり、粘着力・固定力が低下してくると大人が全力でこじ開けようとしたら外れてしまう可能性もありますので、過度に信用しないようにしてくださいね。
<窓を開けて寝るための防犯グッズ>②アラーム
こちらは窓に取り付けて、窓の解放や衝撃を感知して大音量のアラームを鳴らすタイプの防犯グッズです。
ELPA 薄型ウインドウアラーム 衝撃&開放検知
窓に貼り付けたときに、外から見ると「防犯装置作動中」というシールが見えますので、泥棒を警戒させる効果も期待できます。
ただし、不良品や故障、電池切れにより正しく機能しない場合もありますので、定期的にちゃんと警報が鳴るかチェックしてくださいね。
<窓を開けて寝るための防犯グッズ>③ステンレス網戸
株式会社長尾木鋼さんが開発したステンレス網戸「SOLID-FLOW」もあります。
http://www.nagao-kk.co.jp/solid-flow/
こちらは網がステンレスでできているので、ナイフでもハンマーでも破れないほど丈夫です。
しかも、ロック機能が付いていますので、安心して眠れます。
高性能ですので、お値段は43,000円〜とそれなりにしますが、それだけの価値はあります。
特に一戸建てにお住いの方は、導入を検討されてみてはいかがでしょうか?
まとめ
・泥棒は空き巣だけでなく、住人が居る間でも侵入してくる
・夜間の泥棒の侵入経路は開いた窓からが大半
・補助錠やアラーム、ステンレス網戸などの防犯グッズがオススメ
「窓を開けて寝るくらいいいか」と油断して寝ることの危険を少しでも知ってもらえたらと思います。
窓を開けて寝るときは、しっかりと対策をしておきましょうね。