人生というのは「十人十色」なわけです。
そして、昔は60歳でも長生きとされていた人生も、いまでは「100年時代」へと長く伸びてもいて。
そんな人生においては、若いとされる年齢を越えて40代を独身で迎えたとしても、正直まだ100年の半分にも及んでいないんですよね。
なのに、「…まだ独身?」や「孤独で可哀想」のように、勝手な同情をしてくれちゃう色眼鏡をかけた人も居たりする。
私は結婚はしていますが、是が非でも結婚したいというような願望を持っていたわけでもありませんでした。
学生時代を振り返っても、友人の中には彼氏が居ないと生きていけないというような、恋愛が「生きがい」というタイプの人もいましたが、私は野球観戦が好きだったりもして、趣味に生きがいを持てるタイプだったんですよ。
だから正直、そんなに少女マンガのようなキュンキュンとした恋バナが得意ではなかったりもして。
どちらかというと、「面白み・楽しみ」がある世界の方がテンションが上がるんですよ(笑)。
今回は、人によって人生の楽しみ方は違う!
40代の「独身ライフ」の楽しみ方も、「生きがい」「マイペースかつ、のほほんと」、人によって様々なもの。
これから迎える人も、今が真っただ中な人も、もしも世間体に悩まされているのならもったいない!
人は人、私は私、人生は「楽しんだもん勝ち!」。
そんな暮らし、幸せLifeのお話をお送りします。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<40代独身は「生きがい」と「マイペース」が鍵> 40歳「Mr」の先輩Life
私の親戚にも、40代で独身Lifeを楽しんでいる人が居るのですが、小さい頃から○○兄ちゃんと呼んでいたので、今も変わらずにおじさんではなくお兄ちゃんと呼んでいたりします(笑)。
そんなお兄ちゃんの「生きがい」は、男の人の王道とも言える「ツーリング」。
1人で気ままにバイクを走らせるソロタイプと、同じバイク仲間の友人達と一緒に走るグループタイプのどっちもを休日になると楽しんでいるようですよ。
バイクだけではなく、車を走らせる事も好きな人なので、顔を出しに行くと洗車をしている所に遭遇するのもしょっちゅうなんです。
仕事で稼いだお給料を、思いっきり「車」に捧げているわけで、親戚の伯父さん伯母さんは当然呆れていて、本心では結婚をしてほしいと思ってもいるのを私でさえ知っていますが、人生は父や母に孫を見せる為に生きるものでもないと思うので、自分にとっての幸せな道を見付けて、キラキラとして生きているお兄ちゃんは素敵だと姪っ子の私は思っています。
そんな私の身近な存在だけではなく、仕事関係も含め、知人の中にはもうすぐ40代に突入するけれど独身の人、もう年齢はとっくに超えているけれど我が道を楽しんでいるという人が…極々普通にありふれていたりもするんです。
だから、全くレアな事ではないんですよ?
彼らがどんな「趣味=生きがい」を持って人生を謳歌しているのか、ちょっとだけ紹介させて頂きますね。
キャンピングカー旅
40代は超えてしまっているのですが、私の旦那の知り合いに50代に入って早期退職をし、キャンピングカー旅を楽しんでいるという人が居ます。
1人キャンプや1人観光というのが元々好きだったようで、それに車好きの要素も加われば、キャンピングカーで車中泊をしながら気兼ねなく旅先を回る、というとっても羨ましい趣味に生きている方で。
色々な土地に車を走らせながら、「写真」を撮ったり、「旅エッセイ」も書いているので、「旅する・撮る事・書く事」という3つの生きがいがあるとも言えますよね。
執筆に勤しむ
今って、小説家という活動はお金を稼ぐという道以外に趣味としても取り組みやすかったりしますよね。
恥ずかしながら私も、とあるサイトで「創作」というのを趣味で手を伸ばしていたりもするのですが、会社の飲み会で何でか「黒歴史」みたいなのを先輩男性と語り合ってしまった事があって、その時に「俺も書いてます、実は!」という流れになった事で、同じ小説サイトで創作活動をしていた事が発覚した事がありました(笑)。
読書や執筆というのを、私みたいな人が趣味として挙げる以上に先輩は趣味のようで、それでお金を稼ごうとは思っていないけれど、自分の書いたものを「読んでくれる喜び」というのが生きがいのようで、創作活動に時間を捧げていると言っていましたね。
そのサイトには周年ごとにパーティというのもあったらしく、もうすぐ40代に突入するその先輩はそういう場にも参加しているらしく、「人と繋がれる趣味でもあるよ」と言っていました。
※なお当ブログでは、本記事に関連して「秋に読みたい切ない小説 厳選おすすめ紹介!」も紹介していますので、ご参照ください。
アクアリウム
熱帯魚だったりを水槽で育てる事もアクアリウムに入ると思うのですが、私の知り合いの場合は「水草(みずくさ)」で水槽内を自分の好きな雰囲気にアートする事をメインとして、その中に少しお魚さんも混ぜてあげる、というような「水槽芸術」とでも言っておきましょうか。
そんな美的センスを日々磨きつつ、ペットとしてお魚さんも育てるという事を生きがいにしている方がいます。
アクアリウムの雑誌というのもあるようで、毎月買っていたり、「魅惑のアクアリウム」という欧米の番組があるそうなのですが、ワイルドで面白い番組らしく、録画したものを遡って観たりしているとか。
この趣味のおかげで、熱帯魚ショップ繋がりのお友達というのも出来たそうなんです。
他にも料理、電車旅、プラモデル、観賞もの(映画・音楽・美術)だったり、その趣味1つだけでは「自分だけの趣味」となってしまうものも、自分の趣味を「発信」する事で、人と繋がったり、リアクションを貰える趣味ともなって、更に生きがいと感じる事が出来るようになっているみたいですよ。
<40代独身は「生きがい」と「マイペース」が鍵> 40歳「Ms」の先輩Life
嘘か本当かはさておき、男性よりも女性の方が「1人の時間」を楽しめる、なんて事を何かで聞いた事がありました。
「夢中になれるもの」というのがある同性の人達の中には、30代や40代を越えても「ファン活動」を生きがいとしている人が独身Lifeを楽しめている気がします。
もちろん先に紹介したような、男性の方々が楽しまれている趣味を生きがいとするのもありですよ?
自分の話で言うと、私は野球観戦の他に「歴史」というのがすごく好きで、生きがいだったりもするんです。
いつか100名城全てに足を運べたら良いなというのが密かな夢ではありますが、家族をほったらかして飛び回る事はさすがに出来ません。
もし独身だったら、歴史を追い掛けて○○城跡地にピューンと飛んでいたかもしれません(笑)。
そんな私の周りで、ジャンルは様々なのですが、ファン活動を生きがいとして独身Lifeを謳歌している方々が居るので、紹介させて下さい。
スケート選手のファン活動
スケート選手と挙げただけで、すぐに○○選手と閃く方も多いかもしれませんね。
日本を越えて、海外の人達にもファンが多いと聞くのですが、フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援している40代の知人が居ます。
彼女は私にとって職場の先輩だったのですが、今は転職されてしまったので、同僚よりもすっかりと友人に近い関係とも言え、食事友達と思っていたりします。
とってもアクティブな人で、羽生選手が出場する大会があるとなれば、国境を飛行機に乗ってピューンと越えて行っちゃうんですよ(笑)。
スケート繋がりという事で、彼女から「銀盤騎士」という漫画をオススメされて貸してもらったり、おかげさまで私にまで少しずつフィギュアの知識が身に付いた気がします。
もちろん、応援仲間のお友達も自然と出来てしまうようで、話を聞いているだけで人生が楽しく弾んでいるのが伝わって来ちゃうくらい充実感がたっぷりな方なんです。
俳優・アーティストのファン活動
羽生選手ファンの知人と近いかもしれませんが、俳優とアーティストのどちらもで活躍されている韓流スターを、ファンとして追いかけているという人が旦那の御親戚の中に居ます。
コンサートに行く時には、着て行く衣装まで作っちゃうという熱の入れよう。
日本の俳優やアーティストにもファンは当然いると思いますが、そういった所でも最初は1人で居たとしても、いつも追いかけていると顔見知りになって、自然と追っ掛け仲間が出来たりすると聞きますが、その親戚も今では追っ掛け友達と一緒に衣装の打ち合わせをしたり、韓流スターに会える事を生きがいに、お仕事を頑張るモチベーションになっていると言っていましたね。
スポーツ観戦
最後に紹介する知人として、あと数年で40代に突入するという年齢なのですが、野球チームに休日を捧げているという人も居ます。
私も野球観戦は好きなので、よく一緒に野球観戦に連れて行ってもらったりもしていて。
その人は、もちろん年間シートというのを買っていますし、オフシーズン開けのキャンプ時期には、沖縄まで追い掛けていますね。
野球というスポーツとしてだけではなく、推している選手も居るという事で、彼女もまた追っ掛けをしている1人なわけです。
でも、そんなに野球に「好き」を捧げていると、オフシーズンは暇になってしまうのでは、と思いきや趣味はそれだけではないようで、歌舞伎が好きだったりもするようで、冬のオフシーズンには第2の生きがいに気持ちを切り替えて、楽しまれているそうです。
そんな先輩方や親戚を紹介させて頂いたのですが、もしかしたら今はまだ何も追い掛けていないし、趣味も特に無いという方も居るかもしれません。
もしそうだとしても、試しに鍵を開けてみる感覚で、1度だけでも何かの世界に遊びに行ってみる事で、明日のあなたの人生が弾み出しちゃうかもしれませんよ?
<40代独身は「生きがい」と「マイペース」が鍵> マイペースに生きる
世の中、社会人になって一息ついたら結婚をして、子供にも恵まれて…というのが「幸せの形」の模範のようになってしまっているわけですが、その型にはまれないからといって、それが不幸という事では全く無いんですよね。
自分の心に素直に、ありのままに生きている上で、重きを置く部分が違ったのなら「自分の考える幸せ」を過ごして良いわけで、そこを誰かに指摘される言われは全くないんです。
もちろん生きていく上では当たり前の「モラル」を持つ事は必要です。
好き勝手生きる事で誰かに迷惑を掛けてしまうのも、いけない事です。
でも人に迷惑を掛けない心得をきちんと持っているのなら、生まれて来たからには人生は自由に楽しんで良いはず!
時には自分自身が他人と比べて、人生を悲観してしまう事もあるかもしれません。
しかし、人の目に映る判断が、本当に当たっているとは限らないと私は思うんです。
それは、自分と相手側のどちらもに言える事でもあります。
「隣の芝生は青く見える」という言葉通り、誰もがちょっと気分が上がらない時には、他の人の姿が羨ましく見えちゃったりするんだと思います。
そんな時には、「マイナス」になるのでは無く「マイペース」になる事が大事。
それに、今は独身であったとしても100年人生の時代、恋愛は60歳70歳から始まる事だってあるんです。
悩むよりも、自分を輝かせながら生きている日々こそがあなたの魅力となって、いつかの出会いに繋がったりもするのではないでしょうか。
まとめ
・40代の先輩「Mr」は、趣味を時には1人で、時には人と繋がりながら謳歌している
・40代の先輩「Ms」は、「乙女心」を生きがいに繋げている
・100年人生、40代はまだまだ若い!「マイペース」さで自分を磨く事が魅力の「鍵」となる
人は、年齢、未婚や既婚の肩書きで「あなた」を見てはいないはずです。
あなたが人生を楽しんでいれば、きっと魅力的な人に映るはずです。
自分自身が「偏見」を作ってしまわずに、白髪を黒染めで隠すよりも歳を重ねた証を見せる方が美しいとされる時代、あなたがナチュラルに生きている事というのはカッコイイ時代ですよ!