居酒屋やファミレスなどで、何種類もあるお酒やジュースのメニュー。
あまりにたくさんあっていつもどれにしようか悩んでしまいますよね。
最近は、コンビニでもたくさんの飲み物が販売されています。
同じ飲み物なのに、コンビニで買う時とお店で頼むときはかなり金額が違いますよね。
お店によっても同じものでも金額が全く違ったり。
何気なく口にしている様々な飲料の原価って、いったいいくらぐらいなんだろうと気にした事はありますか?
数百円で売られている飲料の原価、実はめちゃくちゃ安いんです。
私はよくファミレスで仕事をするんですが、その時に必ず注文するのが
「ドリンクバー」です。
300円程度で飲み放題となっていますが、長時間滞在したとしても、何杯も飲める事は、ほとんどなく、元は取れているんだろうかといつも思っています。
いったい何杯飲んだら元が取れるんでしょうか?
そこで、主にファミレスなどで提供されているドリンクの原価と、居酒屋などで提供されているお酒の原価を調べてみました。
それぞれランキング形式でご紹介しますね。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
<原価率の低い飲み物>ドリンクバー編
第5位 果実100%ジュース…25~30円
いきなり衝撃の金額です!
果実が100%でも原価が25~30円!!
果実が使われているという事で、お店で販売している金額は結構高めに設定されていますが、実際は他の飲料とそんなに差はないという事がわかりました。
ドリンクバーを頼むと、元を取るために必ず果実100%のジュースを頼んでいましたが、1杯ではとても足りませんね。
第4位 ミルク・砂糖入りコーヒー…25円
ブラックコーヒーで飲むともっと原価は安いんですが、ミルクや砂糖が高く、原価が跳ね上がりました。
私はブラックコーヒーが好きでよく飲みますが、ドリンクバーでは、ミルクと砂糖を入れたほうがよさそうですね。
第3位 コーヒー…15円
ブラックで飲むとミルクと砂糖を入れたよりも10円も安くなります。
第2位 ウーロン茶…17円
こちらもかなり安い金額ですね。
茶葉から丁寧に淹れたものではなく、リキッドタイプなのでこの安い原価となるそうです。
第1位 コーラ…3円
ぶっちぎりの第1位となったのはコーラ!!
製造方法は極秘だというのは有名ですよね。
缶入りやペットボトルに入れると原価が15円となるそうです。
中身より入れ物の方が4倍もします。
コンビニなどでは、120~150円で買っていることを考えると複雑ですね。
それでは、次はお酒の原価です。
<原価率の低い飲み物>お酒編
第5位 日本酒、焼酎、ワイン…30~50%
こちらは種類によって原価が違いますのでパーセントでの表示となっています。
例えば、1杯500円のワインを頼むと、原価率の高いものは250円の原価となります。
この3種類は、種類も多く、居酒屋でも人気の飲料ですが、もうけになりにくい商品となっています。
私は、飲み放題では、ついついビールやチューハイを頼んでしまうのですが、この3種類を中心に頼んだ方が元は取れそうですね。
第4位 生ビール…150円
「まずは、生で!」飲みにいって席についたら、とりあえずこれを言う人が多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人です。
実は、生ビールってそんなに儲けはないんです。
たとえば、1杯490円で売ったら、30%の原価率になります。
第3位 カクテル…30~100円
カクテルは、シンプルなものから果実を使ったものまで、たくさんの種類がありますが、思いのほか、原価は低くなっています。
使用するお酒の価格によっても金額が違ってきますね。
また、果実を使って作ると更に原価は高くなります。
第2位 酎ハイ…約80円
酎ハイとは、焼酎ハイボールの略です。
焼酎やウォッカなど無色で香りのないスピリッツをベースにシロップや果実などを加え、炭酸で割ったものをいいます。
お酒を原価の低い炭酸で割る、またお酒よりも炭酸の量が多いので、原価が安くなります。
第1位 ウーロンハイ…原価20~30円
文字通り、ウーロン茶をお酒と炭酸で割ったものです。
こちらを頼むとお店のオーナーが喜ぶぐらい原価率が低く、儲かる商品です。
ドリンクバー編でもお伝えしたように、ウーロン茶自体の原価がかなり安く、更に使うお酒や炭酸も原価が安い!!
まさに利益を生み出す居酒屋のスーパースターですね。
飲んでいても、色んなお酒に飽きてくると、「ウーロンハイで」という方も多いと思います。
私もお酒の〆はウーロンハイが多いですね。
まとめ
ファミレスのドリンクバーにある飲料と、居酒屋の飲み放題にあるお酒の原価をご紹介しました。
・コーラはぶちぎりの原価率の低さ!
・ドリンクバーでも原価率の低さ2位に輝いたウーロン茶を使ったお酒のウーロンハイは、原価が安い材料を使っているので、お酒部門でも1位に!
ドリンクバーでは一番原価率の高い、果実100%ジュースを10杯飲んでも元は取れない。
お酒の飲み放題でも、ウーロン杯などは10杯は飲まないと元は取れない。
・・・ことが分かりました。
お店はドリンクで利益を得ている、というのが実態ですね。