子供を授かってから産むに至る日まで、その間に関しても「あれをしてはいけない、これは避けるべき」のような制限が多い。
しかし、産んでからも「母乳」を与える時期の中では、まだ制限というのが科せられる。
「これは母乳を良くする、あれは母乳を悪くする」という伝承を聞けば、それが本当の事であるのなら「悪いこと」の方は当然避けたいですからね。
例として、お餅は母乳を詰まらせるから避けるべき、というのが割と有名なのではないでしょうか。
その仲間として、新たなNG食に「キムチ鍋」が混ざるかも、という話が私の周りで上がった事があったんです。
キムチ鍋というのも母乳の質の善し悪しを考えると、どうやら「我慢した方が良い…らしいよ?」という。
「○○らしい」という、その人も人づてて聞いたという事でもあり、正直言えば不確定さが多い情報でもあったのですが。
秋冬の食卓メニューとして鍋は定番なわけで、私もキムチ鍋は好きなので、その噂が果たして本当なのかどうかというのが、気になってしまったんです。
それがキッカケとなり調べてみたのが、今回のテーマに挙げた「母乳とキムチ鍋の相性」についてでした。
私なりに、というものではありますが、ちょっとでも同じ女性、ママさん達のお役に立てる事となれたなら幸いです。
※当ブログでは、以下記事も紹介しています。
キムチ鍋と母乳の関係性は?
母乳を赤ちゃんに与える時期には「刺激物」は避けるべき、という事は耳にした事があるのではないでしょうか。
今回書いていく「キムチ鍋」、その素となる「キムチ」には「とうがらし」という辛みの香辛料が含まれているだけではなく、塩辛やニンニクという、刺激物に括られるもののオンパレードにより漬けられて作られているものでもあるんですよね。
そして、刺激物というのは他にも「渋さ」を感じる味のものも含まれ、コーヒーや種類によってはお茶もその仲間だったりするんです。
食べ物としては、香辛料をふんだんに使ったレパートリーで作られる「カレー」というのもそれに当たりますよね。
赤ちゃんへの母乳の質というのを極限に高めたいのであれば、キムチ鍋を我慢して避けるというのも1つではありますが、多くの人はキムチ、キムチ鍋、カレーという食卓メニューを特段気にする事はなく「普通」に取り入れているそうです。
「避けるべき」という食材やメニューを探したら、きっとキムチ鍋などの辛みのもの以外にも…甘いもの、カロリーの高いものだったりと、緻密な計算をしないと食べられないものばかりとなってきてしまう気がします。
どれも暴飲暴食というのを気を付け、普通に食べる程度なら気を病ませてまで我慢する必要はないと私は思います。
ただ、キムチ鍋を食べる場合、激辛好きな嗜好だとしても、母乳期間はマイルドなタイプに歩み寄ってみてはいかがでしょうか。
私は、キムチ鍋は好きなのですが、キムチというのを単体で食べる場合には「体に合う・合わない」というものがあったりするんです。
ひとえにキムチと言っても、香辛料がそれぞれオリジナルの配合であれば、質も変わってきます。
種類によって、刺激の出やすいキムチとそうでないキムチがあるはずです。
母乳へのリスクを気にするのなら、激辛というのはちょっとだけ我慢してみる事をオススメします。
そして、刺激あるものは「肌荒れ(ニキビ・吹き出もの)」というのが出やすかったりもします。
ただでさえ、子育てでメンタルがデリケートになってしまっている所に、鏡を見て肌荒れを見付けてしまった時のモチベーションというのは…下がってしまうかもしれない。
体質的にホルモンバランスの乱れで、お肌が左右されやすい方にとっては、食べる頻度というのを、ゼロとは言いませんが、下げてみても良いかもしれません。
私は「豆乳」が好きだったりもするので、キムチ鍋をマイルドにする方法として、「キムチ豆乳鍋」というのをよく作っています。
キムチ鍋を薄める効果としてもOKと感じますし、成分を書かずとも豆乳が女性にとって効果ある飲み物としては既に有名ですよね。
豆乳は母乳を与える時期にも摂取OKとされているものでもあるので、もしキムチに穴があるとしても、豆乳がそこをカバーしてくれるのではないでしょうか(笑)
キムチ鍋の母乳への影響を我慢しすぎるのも良くない?
なかなか大っぴらには言えませんが、子育てにおいては、どうしてもストレスというのが溜まってしまいます。
そんな中で、絶対に控えるべきというものでないのなら、ストレスに繋がる「母乳のために」という言葉に縛られる必要は無いのではないでしょうか?
もし「キムチ鍋」を食べた日に母乳を与えると必ず我が子が泣いてしまう、という状況が続くのであれば、考えものではありますが、初めっから「絶対我慢」のようなガチガチなルールで自らを縛る必要はないと思います。
世の中の先輩ママさん方は、私のようにキムチ鍋が母乳に悪いなんて初耳という方も多いですから。
なかには、キムチ鍋を食べると決めているから母乳を「とり置き」している、という方もいるそうですよ(笑)
他にも、必ずしも母乳オンリーで育てるという縛りを設けていなかったり。
私の母は母乳の時期に、胸が張って膿んできてしまって切開しているので、私は粉ミルクで育ちましたが健康体ですしね(笑)
母乳のとり置き方法
母乳をあらかじめ専用の容器にとって置き、保存をしておくという事をされている人も多いんです。
母乳の質だけではなく、赤ちゃんに母乳を与えていく中で、吸われる事で痛みを感じてしまう事もある。
そういった時にも、あまりに苦痛な時には「今日はとり置きしていたものを」という風にも使えますからね。
まずは「新鮮さをキープ」する事が重要。
母乳を容器にとったのなら、すぐに「冷蔵庫」に入れて保存を始めましょう。
特段難しい事もなく、それだけで3日までは保存可能との事。
「冷凍庫」で保存をすると、最大で5、6ヶ月は保てるようなのですが、それを解凍してからの扱いを誤ると「腐りやすくもある」との事ですので、私は冷蔵保存派です。
とり置きしたものを与えるとしても、1日でも新鮮なものを与えたいかな、と感じたりもするので。
こんな方法を利用する事でも、キムチ鍋の「我慢ストレス」は減らせるかもしれませんよ?
まとめ
・キムチ鍋と母乳の関係性は、食べ方次第で改善できる!
・大好きなキムチ鍋を我慢して、ストレスを抱える方が大問題!
キムチ鍋を食べる事で、母乳が「美味しくなくなる」という事を肯定される方も世の中には居ますが、毎日や月の半分も食べるというような頻繁な摂取量でなく、たまに食べる程度ならキムチ鍋を悪いものとして排除する必要はない。
私や私の周りの人の中には、食べ物で何かを制限した事は無かったという人が多いですよ。
母乳に良くないとされているものも、決して100%ダメと確定されているわけではありませんし、むしろどの食べ物にもリスクってあるのだと思います。
でも、それを考えていたらキリがない(笑)。
だったら、何でも美味しく食べながら子育てへの力を蓄えましょうね!