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ジンギスカンで体臭が気になる!? でも食べたい人必見の対策法!

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ジンギスカンをご存知ですか?

独特のニオイと味がするので、苦手な人もいますが、好きな人はハマる料理です!!

私も北海道旅行へ行った際に初めて食べたのですが、結構パンチの効いた料理だなぁと思った思い出があります。

店内は煙もすごいしニオイも結構キツかったけど、私はクセになる味で好きになりました。

さてそんなジンギスカンなのですが、聞くところによると、「食べると体臭がくさくなる」との情報が。

今まで気にしていなかった人たちや、まだジンギスカンを食べたことのない人たちのためにも、真偽のほどを調べてみることにしました!!

 

※当ブログでは、以下記事も紹介しています。

彼女の口臭、伝え方がとっても大事

そもそもジンギスカンとはどんな料理?

なんとなーく外国の料理かな?と考えていたのですが、実は日本の羊料理。

大きくわけて肉の種類は2種。

大人(1歳以上)の羊肉「マトン」と子ども(1歳未満)の羊肉「ラム」。

また、あらかじめ調味液に漬け込んだ「味付け」と、味付けしていない肉を焼いてからタレにつける「生(なま)」、ラム肉を丸めて冷凍した「ロール肉」にも分けられます。

兜のように、真ん中が盛り上がっている独特の鍋に羊肉と野菜を乗せ、肉汁で野菜を焼いていくスタイルです。

中国の料理が日本に伝わりアレンジされたものであるとされていたり、チンギス・カン(モンゴル帝国の)が作らせたものであるとされていたり、大正時代に軍隊等の制服を作るための羊毛の余りを食べるために考案された料理であるとされていたり…

いまだ定かではないルーツですが、もともと羊の肉を食べていなかった日本人にはなじみが薄い味であったのは間違いありません。

そんなジンギスカンですが、現在では北海道の郷土料理の一つであり、親しまれています。

ジンギスカンと体臭の関係は?

北海道民の中ですら、好き嫌いがはっきり分かれる料理ではありますが、体臭のきつさは気になるところですよね。

「特に体臭がきついとは感じないかな。牛肉で焼き肉を食べた時と変わらない。」

「翌日の口や体からのニオイがすごい…」

どちらの意見もあり、感じ方にも個人差があるためハッキリしません。

そして「食べている最中は臭さを感じないが、翌日臭い」という意見もかなりありました。

この臭さを調べてみたところ、これには2つの原因があることがわかりました!

 

ニオイや煙が部屋や衣服に染みつく

これは羊肉に限ったことではないです。

BBQが終わって家に戻ってきたときの自分の服や髪にニオイがついてて「うわっ!」と思う、あの状態です。

焼く時に脂が飛び散るので、それがあちこちに付着します。

脂が空気に触れると酸化して、それが脂臭いニオイの元となるんですね。

食べている最中はそのニオイの中で食べていますから、そこまで気にならない人も、時間が経ってからや翌日などに気になるレベルに。

 

羊肉の脂のニオイ

そして、羊肉特有の要因はコレです。

羊は草食動物であり、草に含まれる葉緑素、つまり草に含まれる緑の色素が、羊の体内でフィトールという物質に変わります。

するとこれが独特のあの風味となるのです。

他の豚、牛なども、草を食べさせると同じニオイが発生するのですが、美味しくなくなってしまうのでフィトールを抜いたエサを食べさせています。

つまり、これはもう草食動物特有の風味なんです。

そして羊は牛や豚と違って、不飽和脂肪酸が豊富に含まれています

この成分は青魚にも多く含まれていて、コレステロールを抑えてくれる、現代人には心強い味方なのです。

ただ、この不飽和脂肪酸、とにかく空気に触れると酸化しやすいです。

脂肪の酸化はニオイの元

肉の保存や冷凍、解凍方法などがあまいとどうしても臭くなってしまいます。

ジンギスカン由来の体臭が気になる方へ朗報! 対策はたくさんある

まずは体が大きい(脂肪が多い)マトンより、ラムをチョイス

脂肪が多い、つまりニオイも強いからです。

そして冷凍より生(冷蔵)!

新鮮なものを冷蔵で手に入れたいですね。

なぜなら、冷凍されているものは上手に解凍しないと脂肪が酸化してしまうので、その時点でさらに臭みが強くなってしまいますから…。

下処理での対処としては、無駄な脂肪分はできるだけ取り除き、あとは脂身に切れ目を入れて焼くこと。

脂が出たら一度脂だけ捨てましょう

あとは普通に焼いてOKですが、焼きすぎると美味しくなくなってしまうので、火が完全に通る前に食べましょう。

あとは、ジンギスカン用のタレというものが存在するので、それに付け込んで臭みを消す、もしくは焼いた後にタレに絡めて臭みを消す方法もオススメです。

タレには果物や野菜、様々なスパイスを配合してあるので、臭みを消すだけではなく、羊肉のうまみも引き出してくれますよ!

最後に、空気の通り道を確保する、脂が跳ねやすいところにはあらかじめ布や新聞紙でガードしておく、濡れたタオルを振り回す(ニオイを吸着してくれる)など、一般的な焼き肉のニオイ対策をすれば、最小限のニオイで楽しめるはずです。

まとめ

・ジンギスカンとは北海道の郷土料理

・焼き肉の後の臭さ、草食動物ならではの臭さがある

・まずは新鮮な生のラム(+タレ)から試してみて!

・普通の焼き肉のニオイ対策も効果アリ

大勢の人に「羊=臭い」という意識があるため人気はまだまだなジンギスカンですが、実はヘルシーで健康にも良い羊肉。

一度目をつぶって食べてみたら案外大丈夫だったりして?

ニオイの元をなるべく抑えて、美味しいジンギスカンを味わってくださいね!!

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